「歳なんで」

人間ドックの結果を１ヶ月ほど前に受け取りました。

当日の心電図の検査が例年と違って長かったので、

　「今まではアッと言う間に終わっていましたが、
　　今年は長いんですね。検査方法が変わったん
　　ですか？」

と聞いたら、

　「ちょっと不規則な波形があったので、念のため
　　長くデータを取りました。専門の先生に診て
　　もらって、結果をお知らせします」


こう言われたんで、今年はきっと心臓の精密検査を受けなきゃいけないん
だろうな～と覚悟してました。

で、検査結果が戻ってきたら、案の定、いや想定外。

心電図の異常はなし！
それ以外も、特別精密検査を要する項目はありませんでした。


しかし、その結果を持って、名古屋市北区山田町にある私の母の実家の
加藤医院へ相談に行ってきました。



　「人間ドックの結果で相談に来ました」

相手は、私の従兄妹の忠先生です。

　「どうしました？」

　「特に問題はありませんでした」

　「　じゃあ、どうしたんです？」

　「私、今年で６０歳なんです。歳なんです。
　　ちょうど節目だから、何かもっと詳しい検査を
　　受けたほうがいいんじゃないかと思って」

　「そうでしたね、還暦ですね・・・」

と言いながら、検査結果を順番に確認してくれました。そして、

　「そうですね～、胸のＣＴと首の超音波検査を受けたら
　　どうでしょうか？
　　胸のレントゲンでちょっとコメントが付いているし、
　　首を検査すれば甲状腺も分かるし、動脈硬化の兆候が
　　あれば、脳の検査を受ければいいので」

　「じゃあぜひお願いします」

ということで、早速２つの検査の予約をお願いしました。

首の検査は自分の病院でできるけど、胸はできないということで、
紹介状を書いてもらいましたが、それもＣＴの装置が新しく、性能の
いい病院をちゃんと紹介してくれて、その場で電話で予約してくれ
ました。

ただ闇雲に検査を受けるんじゃなく、効果的な検査をアドバイスして
もらえるなんて、やっぱり親戚はありがたいですね。