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人間ドックが終わると、毎年、母の実家の加藤医院で胃カメラの検査です。
何人も看護婦さんがいるけど、カメラの検査を担当する人はいつも同じ
女性です。こういう検査で、先生も看護婦さんも顔なじみっていうのは
リラックスできていいですよね。
その看護婦さんが、
「磯輪さんは、太らないんですか?」
って聞いてきたんで、
「社会人になってから、もう40年ずっと同じ体重なんですよ」
看護婦さんは私の若い頃は知らないんですよね。
加藤医院来て何年です?」
と逆に質問。
「え~と、東日本大震災の少し前ですから、7年になりますね」
「そうか、7年だと、私の父のことは知しらないんですね」
そんな調子で、検査が始まりました。
鼻からカメラを入れるようになって、検査は本当に楽になりました。
今回はメガネを掛けたままでいいって言われたので、画像がリアルタイムで確認
できました。
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カメラが鼻から食道、胃、十二指腸へと下って行ったり、左右に曲がったり
するのを感じながら、映像を楽しみました。
目をつむっていると、お腹の中でのカメラの動きだけに意識が集中しちゃって、
緊張気味になるんですが、映像を見ていると、映像に意識が行って、お腹の中に
カメラがあることを忘れてリラックスできるので、この方がいいですね。
途中、黒い棒のようなものが画面に映るので、
「あの黒いものは何ですか?」
と聞いたら、
「あれはカメラの管です。
カメラの向きを反転させ、今、下から上の方を
見ているので、上から入って来ているカメラの
管をカメラが写しているんです」
なるほど~ 云わば『自撮り』ですね (笑)
ちなみに、『自撮り』は英語では " Selfie (セルフィー)"って言うんですよ。
知ってました?
終わりがけに、忠くんが看護婦さんに、
「何センチくらいですか?」
と質問すると、看護婦さんが、
「33センチです」
というやり取りが聞こえたので、
「33センチカメラがお腹の中に入ったってことですか?」
すると、忠くん、
「今の時点であとどれくらい残っているかを聞いたんです。
一番奥まで入れていた時は、60-70センチは入っています」
「そんなに!」
直線距離なら30センチくらいなのに、お腹の中って結構くねくねしてるん
ですね。
検査の結果は、
「慢性的な胃の荒れはありますが、特に問題ありません」
と、例年通りでした。
胃の動きを抑制する注射を打つので、しばらくは車の運転を控えなきゃいけません。
病院までは信号さえタイミングがよければ、徒歩4分、走れば2分という至近距離
なので、今朝も歩いて来ているので、まったく問題ありません。
ただ、検査中はとてもスムーズなんですが、カメラを抜いた後、喉がヒリヒリしたり、
胃が痛くなるので、帰宅してしばらくベッドでゆっくりしたり、ブログを書いたり。
それからお昼前に、抜いた朝食を食べ、午後から出社しました。
健康って、本当にありがたいですね。
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