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まったくの予想外の展開で、ツノ坊のお父さんに案内して
もらい、萩へ行くことになりました。
萩と言えば、明治維新胎動の地。幕末の志士の宝庫です。
少し前に、司馬遼太郎の’峠’を読んでいたので、ワクワク
しながら出かけました。
その中でも、特に高杉晋作が好きになったので、まず
萩博物館の晋作のコーナーへ。しっかり彼のことを復習
してから、彼の生家も訪問しました。
きれいな庭を見ながらお昼を食べた後は、晋作の師
吉田松陰の偉業の跡をたどりました。
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幕末から維新、そして明治、日本を牽引した多くの人材が
松陰に教えを乞うたあの有名な松下村塾。その建物は
排出した人材の質、量と比較して、あまりに小さかったな~
でもそれが密度の高い勉強環境や、人とひとの連帯感の
強さにつながったのかもしれませんね。
そして松陰の形見の品(確か墨ともうひと品)をご神体として
祭っている松陰神社でお参りし、最後に彼の人生の20の
ハイライト場面を等身大のろう人形で再現した吉田松陰
歴史館へ。
山口が田舎にもかかわらず、萩が初めてで、松陰も晋作も
よく知らなかったというツノ坊は、これで晴れて長州人と
胸を張れるようになったそうです。 めでたし、めでたし!
富海に戻って、夜はツノ坊のお母さんの元カレ(?!)が
目の前の瀬戸内の浜でやっている昔ながらの海の家で、
暮れゆく夕焼けを眺めながら、新鮮な海の幸てんこ盛りの
夕食に舌鼓を打ちました。
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沈みゆく夕日同様、ここでは時がゆっくり流れています。
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天の川もきれいでした。
今回磯輪さんが回ったコースは昨年訪問する機会があり見学してきました。
「松下村塾がこんなに小さいのか」とか色んなこと等やっぱり現地に行って自分の目でみないと分からないことって一杯ありますね。
ろう人形のところは良く覚えています、歴史にうとい僕としてはとても勉強になりました(笑)
突然の、かつ短めの萩訪問だったので、時間が短くて残念でした。おまけに当地も猛暑で、汗だくでした。
気候のいい時に、もう一度ゆっくり訪ねたいです。