京都、滋賀、福井から

スコラさんから見学依頼を受けました。

私が２年前に大阪梅田で行った講演を聞いて、風土改革に取り組み始めた互応化学工業
さんが、わが社の見学を希望しているとのこと。

そして、今日、同社のＦ社長以下７名と、スコラの山科さん、岡田さんが来社
しました。


互応さんからの７名の内、４名が女性で、また本社のある京都、そして滋賀、
福井の拠点からそれぞれ参加ということにちょっと驚きました。

おまけに同社の滋賀工場の住所に見覚えがあるな～と思って、尋ねてみると、
わが社のお客様と同じ工業団地じゃないですか！　またまたビックリ！！




まずは社会保険労務士の試験に合格したばかりの管理グループのＳくんが
会社紹介を担当したのですが、

　「せっかくならＳくんも自分語りしてよ」

と私が無茶ぶりしました。

しかしさすが社労士の（笑）Ｓくん、堂々と語ります。
わが社のＨ画伯が描いたポスターを示して、

　「これは製造グループのみんなが『世界一の社風』目指して
　　山道を登る様子を描いたものですが、それぞれの部署には
　　ひょっとするとそれぞれの登山道があるかもしれません。
　　でも目指すべき頂きは、全員共通、共有しています」

これだけで社労士合格ですよ　笑


その後、ディスカバーＩＳＯＷＡツアーへ。

今日は４人が語ってくれましたが、トリを務めた管理グループのＨさん
以外の、組立のＳくん、加工のＴくん、工務のＭくん、いずれも、負けず
劣らぬ無口トリオです。

ところがこの無口トリオ、三人が三人ともよく話してくれました。

Ｓくんには伝えたんですが、

　「こんなに話すなら、いつもマイク持って仕事してよ」

ですよ　笑

加工のＴくんは『ｉ機』についての質問を受け、相当考え込んでいました。
きっと５㎏は痩せたと思うな。ダイエットできて、よかったね、Ｔくん。




そしてオフィスに戻って、座談会。

みなさん「どうやってこれから風土改革始めようか？」「どうやったら
みんなに参加してもらえるだろうか？」と、Ｈｏｗ？に関心が高かった
のですが、それに対して、我々からは、

　「まずは『なぜ風土改革に取り組むのか？』に対して
　　自分自身がしっかりとした答えを持ち、自分たちが
　　たとえ少人数であっても楽しく取り組んだ方がいい
　　ですよ」

　「みなさんは『社長をどう使うか？』を考える。
　　社長さんは、社員にうまく使われているように見せて、
　　本当はみんなをうまく使っている。こんな関係を
　　作ってはどうですか」

などアドバイスしました。

みなさんから感想を聞きましたが、

　「楽しかったです」

という言葉が一番うれしかったな。

そうそう、それともうひとつ、スコラの岡田さんが、

　「私、以前、ＯＤＮジャパンの会で磯輪さんの講演を聞いた時、不覚にも泣いたんです」

というエピソードを紹介してくれました。そんな風に聞いてもらって本当に
感激でした。


互応化学のみなさん、まずはＦ社長を含めた今日の７人で

　「なぜ互応化学で風土改革を始めるのか？
　　その目的は？」

を話し合って、同志となりましょう！

遠くから、ご苦労さまでした。