磯輪日記

世界の段ボールビトを幸せに!
自分と自分の愛する家族の幸せのために働ける
世界一社風のいい会社を目指しています。

三(さん)から文(ぶん)へ

2012年07月30日 23時38分02秒 | オフ・タイム

春に、日経新聞の「私の履歴書」を読んだこともあって、三枝改メ六代
桂文枝襲名披露公演に行ってきました。



名古屋の会場は御園座。チケットの手配が遅れましたが、極秘ルートで
お願いしたところ、前から三列目のど真ん中という信じられないような
すばらしい席を用意してもらえました。
Sさん、本当にありがとうございました。

何人かの前座の出しものがありました。

その中で、出色だったのは、NHKテレビの「試してガッテン」の司会で
おなじみの立川志の輔さんでした。

三枝と同じく創作落語を早くから手掛けていた、三枝の同志でもある
立川談志の弟子としての襲名披露講演参加でした。
この話のキーワードは「あらかじめお断りしておきますが」でした。
丁寧な姿勢の様であっても、逆に「あらかじめお断り」されない方が
楽しいことが結構多いってことを、ある温泉旅館をテーマに、とても
楽しく話してくれました。

もう一組は、ザ・ぼんちの二人です。
かつての漫才ブームの寵児だった二人。久々に彼らの漫才を聞きましたが、
昔と変わらぬテンポとバカバカしさに大笑いしました。


        

そしていよいよ真打、六代・桂文枝の登場です。

枕の部分で、先代の文枝(当時小文枝)師匠に弟子入りした当時、

 「どういう前座名がいい?」

と師匠に聞かれて、

 「新しい感じのする名前をお願いします」

と答えたら、

 「じゃあ『新文枝(しんぶんし)』はどうだ」

と危うく『新文枝』となりかけた逸話を紹介してくれました。

そして新潟の祖母・孫という二人の芸者をネタにした、奇想天外の展開の
『トキは金なり』(お題は知らないので、私が勝手に付けました)という噺。

聴かせますね~ 知らず知らずの内に、話に引き込まれています。
古典と違い、創作落語は、話題が身近なので、感情移入し易いですね。

大学時代の下宿のおばさんが落語好きだったこともあって、新宿の末広亭に
行ったり、大阪の難波花月に行ったこともあったけど、本当に久し振りの
生の落語でした。


      

これも三枝改メ六代桂文枝のおかげですね。
これからも時代の風潮を捉えた創作を次々と作り出して下さい。
楽しみにしています。

ガンバレ、私の永遠のアイドル・三枝!!



最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
Unknown (acb)
2012-07-31 15:52:01
磯輪さん こんにちは
スコラさんからのメールで 9月の柴田さんのセミナーで講演する件を知りました。
磯輪さんも東京ですね。
三枝さんの話術を研究しているのは その日のため? 講演でウケを狙っちゃおうという研究心でしょうか・・・って思っちゃいます。
返信する
逞しい想像力 (磯輪)
2012-07-31 23:28:46
 acbさん

文枝の落語鑑賞と講演話術を結び付けるとは、
お釈迦様でも気が付かないような逞しい想像力。
参りました。笑
返信する

コメントを投稿