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自宅の断捨離中に見つけた、私が50才を迎えた時の家族からの寄せ書きです。
亡くなった父のメッセージもありました。
この時父は77歳でしたが、その後、残念ながら、87歳で亡くなった祖父を超えることは
できませんでした。 幸い、ツノ坊のご両親はいまだに二人とも健在です。ツノ坊のお父
さんは私の父と同じ歳で、今年92歳です。
この寄せ書きの他にもいろんなものが出てきましたが、その中には父からの書簡も多く
残っていました。それはみな、私が残したものではなく、父が私に出した手紙の控えとして
自分自身で取っておいたものばかりです。
それを見ると、私が社外での講演を引き受けたり、この『磯輪日記』を毎日書くことに
ついて、
「私にはまったく理解できない。止めて欲しい」
と綴っています。同じような意見を私の陰で言う社員もたくさんいました。
でも、こういうことの判断って「正しいか、間違っているか?」では決められません。
結局「好きか、嫌いか?」という問題なんですよね。
私もこれらの点に関しては、父に妥協することなく、自分スタイルを貫いたので、
父は不満だったと思います。 しかし最晩年には何とか認めてくれるようになりました。
これもISOWAビトたちが、私の想いを受け止めて、それに応えてくれ、会社が変わり
つつある姿を見せることができたからです。
父が亡くなって今年で10年。
あの頃からさらに変わった今のISOWAを見て欲しかったな~といつも思うのです。
そして今から10年後にも、
「今のISOWAを見て欲しかったな~」
と言えるISOWAにします。
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