初恋の味？

 

来月、アイビスをお納めするお客様が、機械の立ち合い検収にお越しになった折、

テスト運転した段ボールケースがあり、

 

　「これって、何を入れる箱なんでしょうか？」

 

と尋ねたら、

 

　「カルピス・・・」

 

カルピスを入れるにはちょっと形状が・・・　と思っていたら、

 

　「カルピスもちです」

 

　「カルピスもち

　　そういうものがあるんですか？」

 

　「はい」

 

　「美味しいんですか？」

 

　「とっても美味しいですよ」

 

　「名古屋じゃ見たことないけど、地元では売ってるんですか？」

 

　「地元でも売ってません。

　　東京へ出張した人がお土産に買ってきてくれるんです」

 

　「そうかじゃあ東京行った時に探そうかな」

 

こんなやり取りがありました。

 

 

するとしばらくしてそのお客様がわざわざカルピスもちを送ってくださいました。

 

 

 

我ら昭和中期生まれ世代にとって「初恋の味」といえば『カルピス』。

 

　　　　

 

　　　

 

カルピスといえば、昔は大きな瓶に入っているドロドロの液体をコップに少量入れ、

それを水で薄めて飲むもので、夏の楽しみでした。

 

それが缶やペットボトルに入って　カルピス・ソーダ　という形で登場した時は、腰を

抜かさんばかりに驚いたものです。

 

 

ところが今や、カルピスはもちにもなった！　もち　ですよ、もち。

 

 

 

 

それもカルピスだけじゃなく、ポンジュースや、ピーチネクターまでも。

冒頭の写真はネクターもちなんです。何だかちょっと神秘的ですらありますよね。

早速試食させていただきました。

 

口に入れてビックリ！　フワフワ、もちもち。　確かにもちです。

小さな大福（？）に似てるけど、今までに経験したことの無い食感です。

 

そしてすぐにカルピスの香りが口いっぱいに広がり、二度目のビックリ！！

 

最後に確かにカルピスの味がして、三度目のビックリ！！！

 

 

和菓子と洋菓子のハイブリッドのような味です。

 

 

一体どんな構造になってるんだろうと思い、カットしてみると、

 

 

一番外がやわらかおもち、その次にふんわりマシュマロ、そしてカルピスのクリーム

という３層構造。　だから３回驚くんですね。

 

 

『初恋の味』とはかなり違ってたけど、初めてこれでカルピスと出会った人は、

これが『初恋の味』になるんだろうか？

 

ぜひお試しあれ！