
まだ2019年は始まったばかりなのに、もう今年最後という行事が。
名古屋、東京、大阪と続いたお客様の業界の新年互礼会ですが、今回の九州は博多での
会が、今年最後です 笑
昨日1時半ごろ福岡空港に到着し、2時過ぎに互礼会会場近くの博多駅に着きました。
互礼会までにはまだたっぷり時間があるので、遅めのランチをと思い、ネットで
ラーメン屋さんを検索して、山ほどある博多ラーメンの中から、何となくふんいきで
選んだお店が、

一蘭 というラーメン屋さんでした。
ドアを開けると、目の前に食券の自販機があり、ラーメン屋さんにはつきものの
カウンターが見当たりません。 それどころかテーブル席もありません。
このお店、ラーメンは1種類しかないということが気に入って選んだので、自販機で
選ぶのはせいぜいトッピングや替え玉程度で、別段悩むこともなく普通のらーめんの
チケットを860円で購入すると、お店の人が、
「お席へご案内します」
と先導してくれました。で通されたのが、

細長〜い、奥深〜い、うなぎの寝床のような区画。
その片側に位置するこのカウンター、何でしょう?!
一人ひとりの席がパーティションで区切られています。半個室状態です。
席の背中側には、

一人ずつのハンガーと、その上に壁から飛び出しているのはティッシュです!
で空いてる区画に座ると、

こんな紙が奥から差し出されました。
注文票です。 ラーメンの種類は1種類だけだけど、それ以外に、味の濃さ、こってり度、
ニンニクの量、ねぎの種類、チャーシューの有無、秘伝のたれ(辛さ)、麺の硬さを
それぞれ選択し、完了したら、奥の赤いボタンを押すように指示がありました。
こうして注文を終えて、改めて席を見渡してみると、正面は

ラーメンの能書きが掲示されていますが、その下が高さ20センチくらいでしょうか空いて
います。ここから注文票が差し出されたんです。でも店員とは顔を合わせません。見える
のは手だけです。。。
左角にあるのは、コップ置き場とその下がお水の蛇口です。
自分で自由にお水飲んで下さい ってことのようです。
そして左側のパーティション:

右側のパーティション;

下の部分にロックがあって、カップルなどの場合は、パーティションを折りたたむことが
できるようです。
「サイレントカード」なるものもあって、店員に声を掛けなくても、筆談できるそうです 冷汗
そうこうしてたら、

「お待ちどうさま」 とラーメンが差し出されました。でもやっぱり店員さんの顔は見え
ません。 そしてラーメンが届けられると、

さっと簾が下りるんです。そこまでやるか!
お味は、

大変結構でした。
味だけでなく、エンターテイメント性もあって、美味しく楽しめました。
女性客も仕切りがあるので入りやすく、オーダーシートのおかげで替え玉も声を出さずに頼みやすくなっています。
日本のラーメンは海外からの観光客にも人気ですが、各国語版のオーダーシートがあってスタッフも対応しやすいようです。
ここまで仕組みが噛み合っているのは凄いですね。
詳しいですね~ 食べたことありますか?
私の後に、外国人女性二人連れが入って来ました。
オーダーシートの意味が分かるのかな~と
心配してたけど、無事食べてたから、
「日本語読めるんだ」
と感心してましたが、各国語が用意されて
いるんですか!? 驚いたな~