これって賞賛されること？

朝、ニュース番組を見ていたら、ディズニーランドのアルバイトの
活用方法についての特集がありました。

　　ディズニーの他を寄せ付けないおもてなし。
　　従業員の９割を占めるアルバイトがマニュアルなしで
　　実現している。これってすごい。

こんな内容でした。

ディズニーのアルバイト活用は有名で、

　　　　　　　　

こんなような本が山ほど出版されています。

そしてこのディズニーのアルバイトに希望者が殺到していることも
報じられていました。

司会者やコメンテータたちはこぞって、

　「アルバイトでもここまでできる！」

と絶賛していましたが、私はものすごく違和感を覚えました。


だって、この出演者たち、普段から「非正規雇用は大問題」などと
繰り返している人たちばかりですよ。

アルバイトって非正規雇用じゃないんですか？
非正規雇用者でも創造性を発揮して、自ら進んで付加価値の高い
サービスを提供していれば、非正規雇用は問題とはならないので
しょうか？
それとも応募者が殺到するディズニーだから、アルバイトでも
問題視されるどころか、賞賛されるのでしょうか？


ディズニーランドは夢の国でしょ。
そこで働く人（キャストなどと呼ばれようとも）はやっぱり社員
じゃなきゃ変じゃないでしょうか？

それがアルバイトで最高のおもてなしを実現していたとしても、
それってむしろ「それはないんじゃない・・・」という様に
紹介されるべきことだと思うんですが、そう思う私が変なんで
しょうか？
しつこいようですが、夢の国なんですから。