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みなさんは、どんなシャンプーをどれくらいの頻度で使っています?
私は、もうずっと花王のメリットです。
最近、容器のデザインがガラッと変わっちゃって、何だかメリットじゃないみたいに
感じてるのは私だけでしょうか?
最近聞いた楠木先生の講演にこんなくだりがありました。
日本人の私の世代より若いほとんどの人は、ほぼ毎日シャンプーするんじゃないで
しょうか? でも私が子どもの頃、毎日シャンプーするという話はほとんど聞いた
ことがありませんでした。 むしろ、あまりシャンプーすると髪が痛む という話だって
ありました。
一体いつごろから毎日シャンプーなんてことになったのでしょうか?
そのヒントがここにありました。
「毎日シャンプーしたっていいんです」なんて言ってるのは林寛子さんですね。
ということは、このころはまだ毎日シャンプーっていうのは極めて珍しかったってこと
ですよね。シャンプー会社がシャンプーの大量消費を習慣づけ、儲けようということでの
キャンペーンですよね。
で、これっていつ頃のことだと思います?
1976年の広告だそうです。
ということは、私が21歳の時。
まして男にとって、このころ、毎日髪の毛を洗うなんてことは考えもしなかったんで
しょうね。 だって私、大学時代の下宿では、母屋の下宿のおばさんのお風呂を使わせて
もらっていましたが、そもそも毎日お風呂沸かしませんでしたからね。
そうそう、当時は、お風呂は「入れる」ものでなく「沸かす」ものでした。
我々の下宿なんて、薪割りして、それでお風呂を沸かしていたんですよ。
シティーボーイだった私、名古屋では薪割りなんてしたことがありませんでした。
なのに、なんで花の都の東京に行ったと思ったら、薪割り手伝わされて・・・
つまり1980年頃までは、シャンプーって毎日するものではなかったんです。
じゃあその前はどんなだったかというと、そこから15年くらいさらに遡った
1965年の広告がこれです:
「5日に1度」!!
「毎日シャンプー」の10年前までは「5日に1度」が最先端だったってことですよね。
それも汗や脂で汚れやすい「夏」限定ですよ。冬だったら10日に一度くらいでしょうか?
「まさか~」って、冗談じゃないですよ。 ほら、さらに30年前の1932年には、
「せめて月二回は!」洗ってちょうだいよ・・・ ですよ。
私の母が生まれた頃ですよね。
母は子どものころ、まさか将来毎日シャンプーすることになるなんて、夢にも思わな
かったんでしょうね。
1932年 月に2回 → 1965年 5日に1回 → 1976年 毎日
それも最も流行の最先端を行く人たちの話です。
そして2000年か、それ以前には、毎日が当たり前になっていました。
そうするとですよ。こういう歴史から考えるに、2030年頃には、毎食後シャンプー
ってことでしょうか? だって昔はご飯を食べるたびに歯を磨くような人いなかった
ですからね。
私なんか、歯が丈夫だったから、小学生の頃は、1年に1-2回くらいしか歯磨き
ませんでしたから。 それでも虫歯もなく、歯科優良児童として毎年小学校で表彰
されてましたよ。 そして今でも金属を詰めた歯が3本あるだけです。
となると、会社のトイレか、更衣室、はたまた食堂にはシャンプー台がズラ~っと
並んでいるのでしょうか?
事程左様に、歴史を振り返ると、未来が見えてくる。
楠木先生の『逆・タイムマシン経営論』。
そう
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