おもいで、いっぱいで、おもいで

 

高知から、ツノ坊の従妹で、自由学園の後輩でもあるの千香ちゃんが訪ねて来て

くれました。　大阪で居酒屋を切り盛りしている清香ちゃんの妹です。

 

東京の自由学園で寮生活だったので、週末になると、時々、当時横浜に住んでいた

ツノ坊の両親のところに二人して泊まりにきていました。

 

学校を卒業してからは、ほとんど会う機会が無かったので、今回の来名のメインの

目的は、ツノ坊の両親との再会。　

 

千香ちゃんが自由学園に入った頃には、私たちはもう東京から名古屋に引っ越していた

ので、私も、彼女が幼稚園の頃に東京で遊園地に連れて行ったのが最後じゃないかな。

つまり、私たちとの再会はおまけです（笑）

 

 

結婚したのが遅く、６年前に、夫婦そろって脱サラして、小さな子ども二人を連れて、

大阪から高知へ移住。そこでトマト栽培を始めました。

 

　　　　

今では、高知の大豊町のミニトマト生産の８割を担う農家に成長したそうです。

 

　　　　

 

 

ツノ坊が、駅で待ち合せていたけど、電車が到着しても、なかなか改札から出て

きません。「どうしたんだろう・・・？」と心配してたら、最後の最後に登場

しました。

 

それもそのはず。転がしてきたキャリーバッグの何と重いこと。岩のようです。

飛行機だったら、間違いなく超過料金ですよ。おまけにキャスターがちょっと

壊れているようで、スムーズに転がらないので、なおさらです。

 

 

何でそんなに重いのか？　わが家に着いて、その理由が分かりました。

「お土産だから」と言って、キャリーバッグの中から次から次へと出てきました。

 

これが全貌です。

 

前列中央が高知の名産　ゆず。高知のゆずは海外でもブランドで、果汁や、皮という

かたちで、今や販路は全世界へ。千香ちゃんは、このゆず加工工場の品質管理を担当

しているそうです。

 

このゆずをはじめ、たまねぎ、にんにく、生姜、もち米は、すべて自家栽培。

ただしあくまで自家用で、現時点ではビジネスはミニトマトひと品のみ。

柿だけはご近所さんからの頂き物だそうです。

 

「想い出」いっぱい　だけじゃなく、お土産いっぱいで「重いで」。　

「想い」で「重い」のです。　わざわざ高知から、岩のように重いお土産を

ありがとう！

 

 

ツノ坊の両親と共に、自由学園を卒業してからの千香ちゃんの人生の話を聞いて、

私もツノ坊も大いに感心したけど、ツノ坊のお母さんも、「元気をもらった」と

言っていました。　本当にその通りです。

 

三姉妹だけど、みんなそれぞれ、本当によく頑張ってる。

私も、ボーッと生きてられないな～

 

今度は、一家で遊びに来てね。

私たちも、いつか高知へ遊びに行きます！