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時々
川にしようか、海にしようか二人で迷ったものの川の濁りが遥か沖にまで広がっているのを確認し海へ。
某所より出発!今シーズンはバス釣りもあまりしていないので初ボートフィッシング(声山丸のジギングは別)
沖には真っ黒な雨雲が低くたれ込めているのですぐに避難出来る近場でのキャストに終始する事にした。
いい感じのストラクチャーをタイトに狙いキャスト!うわっ
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一投目から根掛かりだ~、久しぶりのバス用ベイトタックル。その上ルアーはステイシー60。
ストラクチャーにタイトにキャストはしたもののストラクチャーに付いている貝に引っかかったようです。
最後のステイシーだったうえさっきシーバス用にがまかつのフックに変えたばっかりだったのに~
まだ陽が高いとはいえ魚探には時折ベイトフィッシュ影、ボートが近づけばビックリしてぴちゃぴちゃと水面を跳ねて逃げていく。
とにかく初めての経験なので見るもの、経験するもの全てが新鮮!
こんな場所なら今度はあのタックルとあのルアーを用意しなくては、、、、、秋はこんな攻め方したらいいのかな?
などと考え純平さんと話をしながらのキャスト。
しか~し、雰囲気とは裏腹にこの時点で私にアタリらしきものが1度のみ
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あらゆる可能性を信じエリア移動やルアーローテーションを繰り返した。
思ったピンスポットにキャストが決まったり魚探眺めたりしているだけで満足してしまうのがボートフィッシングの唯一悪いところ(笑)
オカッパリしていると「ボート乗れば釣れるでしょう?」とおっしゃる方々が多いのですがナブラ撃ちでも無い限りそれは皆無に等しいです。
魚を探し的確な攻め方をしなければボーズ間違いなしです。そんな現実が二人にも近づいてきました
陽は傾き雨雲も近づいてきてポツッ ポツッ、、、、ジャー 大雨です。
「どうします?」 「あがりますか?」 「いや、ここやって最後にアソコやりましょう!」
普段なら諦めの悪い私も弱気の虫が出たところを純平さんの一言で奮い立たせてもらえました。
こうなりゃ雨具なんか着ている場合じゃありません、野尻湖でもいつもそうなのですがストップフィッシング近づくと集中度が増してきます。
ずぶ濡れになりながらボートを進めると 水面が何やら騒がしい!
ボラのジャンプに加え明らかな捕食音
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「今のはシーバスですよね!?」「間違いないです。」「ほらほら、チェイスです!!」
小さい名が背びれを水面上に出しながらベイトを追いかけている辺りに私のミニチュピが差し掛かると
「やった、キタ!」 「おおっ、ホント?慎重に、、、、、、ネット用意しますね、、」と、純平さんが声を掛けてくれた途端。フッと手応え軽くなってしまいました。
暗がりのなか確認した魚体はせいぜい40cmくらいだったもののボーズ逃れの1尾だっただけに、、、、、、残念!
ボートの周りではキャストを繰り返す二人をバカにするかのように「バホッ」「バッシャーン」と捕食音とボラのジャンプが繰り返している。
「移動しましょう。」と、純平さん。ボートを走らせるとまたも
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いよいよ、パンツまで濡れ濡れ(気持ち悪~)今年は局地的な大雨が多過ぎですよね~?
はいっ、ここが最終ポイント。エンジンを止めエレキを下ろすと陽が高かった時間帯とは明らかに違う雰囲気。
水面一面にベイトの群れです(ちぃとオーバーか?)
しかし、闇雲にキャストしてもアタリすらない。そこへ釣りの教科書へ出てくるような「流れが当たった障害物の明暗部」でガバッと捕食音&水柱!!!
「オオッ!!」と二人同時につぶらな目を見開き顔を見合わせた(笑)
ゲストをもてなしてくれるようにそのスポットを私が撃ちやすいところへボートを進めてくれた。
※ ピュッ→ポチャ→
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狙ったスポットにキャストが決まる!→トゥッイチ開始→HIT!!「きました~!!」→
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何やってんだろう俺
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ミスってばっかじゃん。ちょっと集中足りないんじゃないの~。
今度は純平さんの立ち位置がいいところへ差し掛かりキャスト! ※マークからの繰り返しなのだが結果が違う!!
しっかりしたフッキングのお陰かジャンプしても魚はバレずに私がしっかりとネットマンを努めさせてもらいました。
嬉しい初キャッチはなかなかプロポーションのいい60cm スズキサイズです。
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さすがです!
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魚見て興奮しているのか二人とも動きにキレが出てきました。そのピンスポットを休ませるべく別ポイント叩くもやはり反応無し。
「朝釣っておいて良かった~」この時点でのこれが私の偽らざる心境です。
いくら休ませたからっといって「二匹目のドジョウ」のようには上手く事は運ばないでしょう?
そんな事言いながらそのスポットへ舞い戻りキャストした私のミニチュピに黒い影!!
シーバスのチェイスです!「あちゃ~、純平さんまたミスっちゃいました~!!」「えっ、マジっすか?」
「ここまでミスるともうアキマヘンね~。」「ンッ、、、、、キタ~ッ!」
ミスった後にすかさず撃ち込んだルアーにまたもバイトです!
間違いなくさっきの手応えよりは重い。「慎重に、、、、、おおっ、いいサイズじゃないっすか~?」
そう言う純平さんが用意してくれたネットへ魚の頭を誘導『ヨッシャ~!!』
ネット抱えてくれている純平さんと抱擁までは無かったもののハイタッチ&握手!!
サイズはともかく村田基 氏のビデオのように盛りあがりました~!
スタートフィッシングから約5時間、二人で探し当てた『一つの正解』にやっと辿り着けました。
釣果は互いに1尾づつではありましたが本当に貴重な体験をさせてくれた純平さんに感謝!
そして、感動をくれたシーバスに感謝!