寺崎八十四石米

地産地消に向け、美味いと評判を呼んだ地元の米を「八十四石」の名とともに蘇らせるため、見える米づくりを紹介していきます。

今年は「あらじろかき」となりました

2024-04-16 22:18:58 | 米づくり
ただいま田植え準備で大忙しです。
例年だとこの時期、我が家では基肥を撒きながら、最後の耕運を行ないます。しかし、こちら千葉県北西部地方は3月後半から4月はじめにかけて、雨日が多かったせいで田んぼの乾きが悪く上手く耕せません。

このところ晴れの日が続いているものの、村ではすでに用水供給が始っている状況。
田んぼの乾きを待つまでもなく、通常はしないのですが今年は水を入れて、あら(荒?粗?)代掻きしてやりました。

トラクターの後輪の内側にドロが絡みつくこともなく意外といいかも!


そして施肥・耕運が最後となった4反(40a)のこの水田。米ヌカ・籾殻散布した水田です。この田には種籾消毒から種蒔きまで、一切農薬を使っていない苗を植えます。

さらにこの田のみ、今年は化学肥料を使わないで、基肥をすべて鶏ふんにしてみました。

自分なりに調べたところ、量的には化学肥料の3~5倍が必要となるようで、まさか大量の肥料を撒く予定がなかったので、ペレット状の鶏ふんを撒くには部品交換、さらに散布機のバケットが小さすぎで時間を費やしてしまいました。
やっぱりブロードキャスターが必要か・・・?

オーガニック栽培に関心が高まったことから、とりあえず、この一枚の水田で試験的に挑戦しています。
もともと地力があるので少なめに散布しましたが、村の先輩たちはあきれ顔、さて収量や食味はどうなることか・・・。

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