民主・大久保政調副会長:人民元など新興国通貨でも運用を
-外貨準備
10月4日(ブルームバーグ):民主党の大久保勉政調副会長
は、世界第2位の規模を持つ日本の外貨準備の運用先について、
中国・人民元や韓国ウォンなど新興国通貨にも拡大すべき
だとの考えを示した。
また、政府が先に円高対策の一環として打ち出した、
外貨準備のドル資金1000億ドル(約7.7兆円)を活用した
低利融資枠の拡大も検討する。4日のブルームバーグ・
ニュースのインタビューで明らかにした。
大久保氏は「外貨準備の運用先をドルやユーロだけでなく、
日本の貿易相手国である中国や韓国、タイなどの国債で運用
すべきではないか。言わば貿易に応じた運用の多様化だ。
アジアとの貿易が増える中で、貿易の実態に応じてアジア
通貨を持つのは自然だ」と語った。
日本の外貨準備高は8月末段階で1兆2185億100万ドル
(約94兆円)。その大半は米国債を中心とした各国の国債や
政府機関債などドル建てやユーロ建て資産で運用している。
一方、中国は資本取引規制を導入しており、中国国債の
取引は原則として海外投資家に開放されていないのが現状。
財務省は資本取引規制に加えて流動性の問題もあること
から人民元建て資産への投資には慎重だ。
昨年9月、野田佳彦前財務相(首相)は国会答弁で
「中国の外貨準備が日本国債を買えるのに、日本の外貨準備
では中国国債を買えないことに不自然さを感じる」と述べ、
規制見直しを求めた経緯がある。大久保氏はあらためて
中国対して「門戸開放」を訴えた格好だ。
(5日ブルームバーグ記事より引用させていただきました)
>>
国際通貨(ハードカレンシー)
・ 国際的に信用があること
・ 発行国が多様な財を産出していること
・ 国際的な銀行における取引が可能なこと
・ あらゆる場所での換金が可能なこと
USドル、ユーロ、円、UKポンド、スイス・フラン、
カナダ・ドル、スウェーデン・クローナ等がこれに
基軸通貨(キーカレンシー)
・ 軍事的に指導的立場にあること(戦争によって国家が消滅
したり壊滅的打撃を受けない)
・ 発行国が多様な物産を産出していること(いつでも望む財と
交換できること)
・ 通貨価値が安定していること
・ 高度に発達した為替市場と金融・資本市場を持つこと
・ 対外取引が容易なこと
つまりは、これらの世界的にも“信用”があり、“安定”した
通貨同士(またはこれらの通貨に対して)で融通・運用
するのが基本的なこと。
上昇、下落の激しい(安定しない)『ウォン』などに税金を
投じて得たせっかくのドルをつぎ込むなど…
余程の事情(それによって何らかの利益が“確実”に得られる)
が無い限りは国家がやってはいけない事だし、
また、行う場合は当然国民に説明していただきたいと思う。
いったい、何のために?
日本にとって、どんな“利益”があるのでしょうか?
あくまで、素人の意見ですが。
レキのニュース・スクラップ帳
▼ 関連ブログ(ランキング)を表示します。クリックお願いします!



-外貨準備
10月4日(ブルームバーグ):民主党の大久保勉政調副会長
は、世界第2位の規模を持つ日本の外貨準備の運用先について、
中国・人民元や韓国ウォンなど新興国通貨にも拡大すべき
だとの考えを示した。
また、政府が先に円高対策の一環として打ち出した、
外貨準備のドル資金1000億ドル(約7.7兆円)を活用した
低利融資枠の拡大も検討する。4日のブルームバーグ・
ニュースのインタビューで明らかにした。
大久保氏は「外貨準備の運用先をドルやユーロだけでなく、
日本の貿易相手国である中国や韓国、タイなどの国債で運用
すべきではないか。言わば貿易に応じた運用の多様化だ。
アジアとの貿易が増える中で、貿易の実態に応じてアジア
通貨を持つのは自然だ」と語った。
日本の外貨準備高は8月末段階で1兆2185億100万ドル
(約94兆円)。その大半は米国債を中心とした各国の国債や
政府機関債などドル建てやユーロ建て資産で運用している。
一方、中国は資本取引規制を導入しており、中国国債の
取引は原則として海外投資家に開放されていないのが現状。
財務省は資本取引規制に加えて流動性の問題もあること
から人民元建て資産への投資には慎重だ。
昨年9月、野田佳彦前財務相(首相)は国会答弁で
「中国の外貨準備が日本国債を買えるのに、日本の外貨準備
では中国国債を買えないことに不自然さを感じる」と述べ、
規制見直しを求めた経緯がある。大久保氏はあらためて
中国対して「門戸開放」を訴えた格好だ。
(5日ブルームバーグ記事より引用させていただきました)
>>
国際通貨(ハードカレンシー)
・ 国際的に信用があること
・ 発行国が多様な財を産出していること
・ 国際的な銀行における取引が可能なこと
・ あらゆる場所での換金が可能なこと
USドル、ユーロ、円、UKポンド、スイス・フラン、
カナダ・ドル、スウェーデン・クローナ等がこれに
基軸通貨(キーカレンシー)
・ 軍事的に指導的立場にあること(戦争によって国家が消滅
したり壊滅的打撃を受けない)
・ 発行国が多様な物産を産出していること(いつでも望む財と
交換できること)
・ 通貨価値が安定していること
・ 高度に発達した為替市場と金融・資本市場を持つこと
・ 対外取引が容易なこと
つまりは、これらの世界的にも“信用”があり、“安定”した
通貨同士(またはこれらの通貨に対して)で融通・運用
するのが基本的なこと。
上昇、下落の激しい(安定しない)『ウォン』などに税金を
投じて得たせっかくのドルをつぎ込むなど…
余程の事情(それによって何らかの利益が“確実”に得られる)
が無い限りは国家がやってはいけない事だし、
また、行う場合は当然国民に説明していただきたいと思う。
いったい、何のために?
日本にとって、どんな“利益”があるのでしょうか?
あくまで、素人の意見ですが。
レキのニュース・スクラップ帳
▼ 関連ブログ(ランキング)を表示します。クリックお願いします!


