自治会町内会、その他昭和思考の愚考

タイトル通り昭和時代の時代遅れ思考を考え結果として現代社会生活にどの様に悪影響を及ぼしているかを書き留めたいと思います。

日本全国どこでも

2012-08-28 08:25:29 | 日記

こういう家はどこにでもある。

確かに衛生面や防犯等何かと良くない事だらけだ。
しかし今回の大阪の方法は”福祉の観点”と言う全く新しい考え方で改善していく方法論である。
今までなら自治会町内会を使って”きれいにしろ!”みたいな上意下達な指導法を行い、その指導法そのものがいいやり方とされて来た。しかし家主の心の問題を改善する考えなら本当の原因に一つ近づいたのではないだろうか。

まだはじめの一歩だが今後に期待したい。

大阪市、ゴミ屋敷を初調査 「一掃」へ道探る(産経新聞) - goo ニュース

2012年8月27日(月)15:05
(産経新聞)

 ゴミを大量に自宅にため込む「ゴミ屋敷」について、大阪市が市内全域で実態調査に乗り出したことが27日、分かった。これまで市にはゴミ屋敷の問題を扱う部署がなく、同様の調査はしていないという。ゴミ屋敷は全国的に問題になっているが、“ゴミ”を「自己の所有物」と主張した場合は法律的には家主の「財産」となり、行政による強制撤去はできず、多くの自治体がお手上げ状態。市は、衛生状態の悪化や家主の孤立死につながるケースもあるとして、早急に実態を把握したいとしている。

 国土交通省が平成21年に全国で行った調査では、250市区町村でゴミ屋敷が確認された。また、東京都足立区は今年4月、全国で初めてゴミ屋敷問題を専門に扱う生活環境調整担当課を設置。9月にはゴミを強制撤去する条項を盛り込んだ条例案を議会に提出する予定だが、大半の自治体がなすすべがないのが現状だ。

 こうした中、大阪市は8月上旬、「周辺の衛生状況の悪化や家主の孤立死、健康被害につながる可能性もある」と福祉の観点からゴミ屋敷の実態調査を決定。現在、市内の24区役所に聞き取り調査を行っており、9月上旬をめどにゴミ屋敷の件数を把握。その後、関係機関と連携して個別のケースの事情を調べるという。

 市地域福祉課は、ゴミを放置してしまうのは自分の生活環境に無関心になる自己放任(セルフネグレクト)の一種で、心のケアが必要と指摘。「無理にゴミを片付けてもまた集めてきて同じことになってしまう。関係機関と連携して地域的なネットワークで家主を支援し、生活そのものを改善してもらわなければならない。そのためにも、まずは実態把握に努めたい」と話している。