昨日は茨城県小美玉市にある百里基地において3年に1度行われる航空観閲式と言うものが行われました。
自分も昨日投稿したとおり、関係者に招待券をいただいたので、地元にいながらにして初めて見に行ってきました。(見てきたという表現が正しいのか?参加してきたという表現が正しいのか?良く分かりませんが)
野田総理大臣の訓示の中でも述べられていましたが、今年発生した東日本大震災では10万人以上の自衛隊が長期にわたり派遣され、それが落ち着いてきたかと思ったら台風による災害が発生。
自衛隊の方々も相当疲労しているだろう。そして何よりこの観閲式を行うにあたり5億とも6億とも言う費用がかかるそうです。また、隊員たちはこの観閲式の準備を行うに当たり、相当な負担が増すとのことです。
そんな状況の中、自衛隊内部ですら予算を復興に回し、今年は中止にすべきとの意見が出たとか。
しかし、前政権は予定通りの実施を指示。彼らは本番だけに参加するだけだから、きっと大変さが分かっていない。
こう言った状況においての開催。自分としては非常に今年の開催に疑問を感じてました。
そして実際に見てみて、確かにこの式典自体は日々国民のために活動してくれる隊員の皆さんの士気を高め、海外に対して日本の健在さを示すといった意味では非常に意味があるものだと思いました。しかし、隊員への負担、莫大にかかる予算。それらを考えると今年は見送るべきだったのではないだろうかと思いました。
また、今年は震災の影響により開催日等含め、発表が遅かったこと。事前公開日を世間では運動会を実施することが多い10月9日にしたこと。
などの理由により地元は大混乱をしました。
すべてのこの観閲式のおかげで地元では行事の予定変更をせざるおえなかったのです。
そして観閲式を直接見学できるのは地元でもほんの一部だけ、ほとんどの住民は基地内に入って見ることは出来ません。
昨日も基地よりちょっとはなれた裏道に多数の路上駐車している車を見かけたが、おそらく観閲式の招待状を持っていない航空写真マニアのものだと思われます。
幅の狭い裏道への駐車。当然車の半分は畑などをまたいてます。そして写真を撮るために畑や田んぼを勝手に走り回る状況。地主にとっては大変迷惑な話です。
福島第一原発も同じ。地元では何らかの迷惑を被っています。しかし、共存していくため、地元は努力してうまくやっているのです。
国もお金を出せば良いだけじゃなく、地元に配慮した行動をとっていただきたいものだと思う次第です。
以上、本日は観閲式を見ての感想です。観閲式の様子はまた改めてアップしたいと思います。
小美玉・茨城以外はアメブロへ投稿しています。
良かったらそっちも見てください。