3月11日の東日本大震災で茨城県内ではかなり屋根瓦が崩れたところが多い。
我が家もそんな1軒です。
震災後ブルーシートをかけ、土嚢を載せ、その後も強い風が吹くたびに屋根に上り土嚢を直したり。。。と、大変でした。
しかし、運が良かったのか、たまたま近所の方の親類が瓦業者で、その方を紹介していただき、8月にすっかり元通りになりました。
家の中の壁の亀裂などは生活していてさほど困ることはありませんが、瓦は雨が降るたび雨漏りの心配が付きまといます。そんなことがなんども繰り返されると、家自体も傷んでしまうでしょう。
今朝の新聞によりますと、茨城県内で瓦が崩れ、補修を依頼している家は10万棟だそうです。
しかし、現時点で補修が完了しているのはまだ1割。このままのペースで進んだとしても5年はかかる計算だとか。
5年もブルーシートのままじゃ。かなり家も傷んでしまいそう。
通常であれば年間100軒程度の瓦補修であるが、茨城県内のほとんどの業者は現在500~600軒の依頼を受けているとか。多いところは1,000軒を超えるそうです。
しかし、ここのところ平均的に仕事が減っていたせいもあり、業者は年々減っており、職人も高齢化していたとか。
休みなしで仕事をしているという職人も多いと聞くので、事故も多く、5年もこの状況を続けるには限界があるでしょう。
そうなると単純計算で5年といっているが、実際にはもっとかかる可能性もあります。
東北3県だけが注目されてますが、茨城も被災地です。
茨城が復興に一区切りついたといえるのはこのブルーシートが無くなった日となるのかもしれません。ね。
小美玉・茨城以外はアメブロへ投稿しています。
良かったらそっちも見てください。