ガラスが好きです!
イイ色やカタチのガラスは
たとえ、ジャムやお酒の空き瓶でも、なかなか捨てられません(^_^;)
殊に惹かれるのは、戦後の昭和の花瓶や灰皿。
大胆でキッチュで、ポップな色とカタチが何ともいえません♡
こんなの存在感ありすぎ~(>_<);
どうやって花を活けたらいいの~?!と思いますが、意外とサマになります!
ふちのひだひだが流行ってたんでしょうか・・・(笑)
日本の高度成長期、生活を豊かにするために一役買ったんでしょうね!
花瓶と灰皿のセット、作っても作っても飛ぶように売れたんだそうですよ・・・
今、ガラス製品で売れるのは、LEDの電球なんですって!
厨房の食器棚や、ギャラリーに飾ってますので
興味を持たれた方は、じっくりと(笑)ご覧くださいね♡
そんな私のガラス好きを推し量ってくださったのか
「コバルトブルー」のオーナーさんが、素敵なものを落として(?)いってくださいました!
「拾ったんだから、好きにして」ということのようです(笑)。
何だかワクワク・・・(^^)v
いくら汚れていても、ガラスは洗えばみちがえるほどキレイになるから
とっても楽しみ~♡
一度も使われることがないまま、眠っていたようで
入っていた箱はボロボロでした・・・
取っ手に巻いてあるのは、当時、緩衝材として使われていた “木毛(もくめ)” です。
昔は、ぬいぐるみの中身にも使われていたらしいです・・・
そういえば、人形の縫い目から出てきたことがあったような・・・(^_^;)
お判りでしょうか・・・
“おがくず” でもなく、“かんなくず” でもなく、木をわざわざ細く削ったものです。
今ではビニールのプチプチに、取って代わられました・・・
キレイに洗うと・・・
こんなにもさわやかな水色のピッチャーが、姿を現しました!
箱のラベルのデザインも、レトロモダンで素敵ですね!
それからあの手提げ(?)のようなものは・・・
どうもアイスペールのようです♡
なんだか、可愛いハンドバックみたい!
う~ん!たまらん!!
これらのガラスを覆っていたのが、古い新聞紙・・・
読み始めると、仕事にならなくなるやつ・・・(^_^;)
昭和43年12月13日の夕刊でした。
三億円強奪事件のその後についての記事が・・・
今でも三億円と言えば大金ですよね(^_^;)
テレビ創世期から活躍している黒柳徹子さんの名前が、民放のテレビ欄に・・・
坂本新兵に藤村有広、青島幸男に楠トシエ・・・懐かしいですねぇ
って、あんまり覚えてないけど・・・(+o+);
師走の新聞広告らしく、年末年始の映画やお芝居の広告でにぎやかです♡
映画「オリバー!」の広告です。
当時、私の幼馴染みがこの映画を見てきて
興奮気味に感想を話してくれたのを覚えています・・・
私が見たのは、ずいぶん大人になってからでした。
この主人公が「小さな恋のメロディ」の、マーク・レスターだったとは!
大阪の子どもの土曜の午後といえば・・・
半ドンで学校から帰って来て、即テレビをつけて見る「吉本新喜劇」と「松竹新喜劇」・・・
吉本に比べて松竹は、ちょっとオトナの事情があるようなお芝居で
どうにもならないつらさやかなしさの中に
子どもながらにもおかしみを感じとっていたのか、まさに泣き笑い(^_^;)
アドリブで、寛美さんに徹底的にイジられる天外さん・・・
面白かったなぁ~♡
ずいぶん脱線してしまいました・・・ガラスの話です。
今では、作家さんなどが手吹きで作られるものをのぞいては
日本国内で生産されるガラス製品は、なくなってしまったそうです・・・
安い外国製品に押されて、国産のものが消えていく・・・
作り手がいなくなってしまったら
いくらお金を持っていても、何も買うことができない・・・
そんな世の中に、なってしまわないでしょうか・・・
いろいろなことを考えさせられた、オーナーさんとの出会いでした・・・
はるのん2号