美杉の小さな庭でおきていること ~カフェ葉流乃音のつれづれ~

 町ナカ(大阪府堺市)から
 山ナカ(三重県津市美杉町)に移住した店主夫婦が
 日々のアレコレを写真とともに綴ります

見られると美しくなる・・・?!

2018年11月28日 | カフェ葉流乃音のこと


カフェ葉流乃音の庭には
樹齢100年?!とでも云いたくなるような
オオモミジの大木があります。

移住してきたときには
新芽は鹿にかじられ
ツタが幹に巻き付いて、締め付けられていました・・・



お客さまに「このモミジ、紅葉するんですか?」と聞かれるたび
「いえいえ、しないんです。枯れて葉っぱが落ちるだけ・・・」
と、答えていたのですが
なんと今年は、木の上の方は黄色く色づき



下の方は、確かに赤い・・・



ねっ!少しずつ赤くなっていますよね~!!

こんなことって、あるのでしょうか・・・
みなさんの期待に応えて、紅葉してくれるなんて?!



先住者さんの置き土産のタヌキさんも
フシギそうに見上げています・・・(*^_^*)





縁側には、シャコバサボテン。
これは、大阪から持ってきたもの。



10年くらい前に購入したひと鉢を
毎年、植え替えて増やしてきました。
“コンペイトウ”という名前がついていました(^^)v



古民家の縁側を、懐かしい雰囲気にしたく
昭和レトロな火鉢を、鉢カバーにして・・・



この縁側は、夕方5時~6時には真っ暗になるので
花付きも花持ちも良く
ホントによく咲いてくれるようになりました。
こちらもお客さんによく愛でていただくので
よけいに、せいいっぱい咲いてくれるのかな・・・



「きんは百歳、ぎんも百歳!」で
人気者になった、きんさんぎんさんも
テレビに出たり
いろんな人に声をかけてもらうようになってから
足取りがしっかりし
黒い毛も増えたそうですよ(^^)v

植物も人間も同じ。
みなさんに見てもらい
触れ合うことで
いきいきと輝き出すのかもしれませんね♡

                はるのん2号

コメント (7)
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朝の写真散歩

2018年11月17日 | 美杉の暮らし


ある秋の朝。
ちょっとお散歩しようかと、外に出ました。
何かあるかもと、カメラも忘れずに・・・
8時59分に到着した名松線の車両が
次の出発までの間、伊勢奥津駅に停まっています。
その昔は、蒸気機関車だったそうです。
この給水塔は、その名残です。



空き店舗の板塀を這うツタも
真っ赤に染まっています。



コカコーラの看板が古びて、イイ感じ。



駅から、奥津の集落へ。
“りらっくま”がお出迎えする古民家。
リラックスしすぎ・・・?!



道をはさんで、なまこ壁と立派な扉のある蔵。



こちらは自転車屋さんだったのかな?
出窓のショウウィンドウがシャレてます。



錆びた汲み上げポンプ。
通路のむこうは、雲出川です。



釣竿が3本?!
いえいえ、踏切です!
こんな踏切、最近はなかなかお目にかかれません・・・
名松線の踏切を渡って、川の方へ。



川岸に降りる階段。
鉄がイイ具合に錆びてます。
見上げると、空に昇れそう・・・んな訳ナイか(^_^;)



川と並行した水路にも
キレイで豊富な水が流れています。



対岸の、元旅館だった奥津の古民家。
窓の下には、いつも川が流れてる・・・
なんかイイなぁ~♡



カンカンカンカン・・・
振り返ると、9時35分発の名松線の車両が通過。
誰か乗ってくれてるかなぁ・・・



列車が通り過ぎたばかりの、ホカホカの鉄路。
朝の光に照らされて、なんかイイ!

線路を渡ると、奥津の集落に続く育成橋。
その昔、子どもたちが奥津にイッパイいた頃
この橋を渡り、踏切も渡って
学校に通っていたそうです・・・



育成橋から下流の眺め。
川岸にせり出す紅葉は、やっぱりイイ!



小1時間の散歩を終えて、帰宅しました。
蔵の前には、1号がせっせと割った薪が
積みあげられています。
今年の冬は、どんなだろう。
これだけの薪を用意しても、きっと足りない・・・



木枯らし1号の便りが届く頃。
カフェ葉流乃音の薪ストーブにも
火が入ります。

                     はるのん2号




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銀杏は手品師

2018年11月09日 | 美杉とその周辺のイイトコ


奥津を流れる雲出川の流域が
紅葉で彩られる季節になりました。
奥津~八知間に、一部、車が通行止めの区間はあるものの
素敵な景色が楽しめますよ~(^^)v



カフェ葉流乃音の庭も
秋の午後、陽射しが注がれると
葉っぱが嬉しそうにきらきらと
それはそれは美しく・・・



陽が傾いてゆくにつれて
さまざまな色彩が織り込まれ
ただただ見とれて過ごすことがあります・・・

この家に引っ越してくる前は
鹿が庭の中に入り放題で
新芽や木の皮が食べられ、ふんもいっぱいでした。
それを防ぐために柵をして
木々のお世話もしていたら・・・
今年は、百日紅の紅葉が見事です(^^)v



よくよく見ると、単純な“赤”ではないのですね。



紅葉には、陽射しと気温と水分が関係するそうなんですが
それにしても複雑に織り重なり合った“赤”です。



ところで、奥津の須郷の里には
“おんばさん”というお地蔵さんが祀られています。
その祠を守るように立っているのが、銀杏の大木。



昭和の歌謡曲で「公園の手品師」というのをご存じですか?!
フランク永井さんが歌われていたそうですが
私は、藤田まことさんが歌っているのを聴いて
大好きになりました。
特に2番が好きで・・・



〽雲が流れる公園の
 銀杏は手品師 老いたピエロ
 口上は云わないけれど
 慣れた手つきで
 ラララン ラララン ラララン 
 カードを撒くよ
 秋がゆくんだ 冬がくる
 銀杏は手品師 老いたピエロ



美杉に引っ越してくる前に撮った1枚です。
もう少し遅ければ、お掃除してしまわれるところでした。
カメラを持って近づくと「撮って、撮って」と
お掃除するのを中止してくださいました。

感動よ再び・・・
期待して、毎年行ってみるのですが(徒歩3分!)
この景色には出会えていないのです・・・



今日から3日間
隣の多気地区にある「北畠氏館跡庭園」でも
ライトアップが行われます。
漆黒の池に映し出される紅葉・・・
見とれて、池に吸い込まれませんように・・・


<お問い合わせ先>
  美杉総合支所地域振興課 059-272-8085
  北畠神社 059-275-0615

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