夢の蓄電池

2015-04-11 19:12:03 | 日記

昭和31年の卒業生の中に S君がいた. よく努力し スポーツ・マンでもあったS君が

就職の相談に来た.わたし彼は大學に進学することとばかり 思っていたが

家庭の都合もあったのだろう就職を世話して欲しいと言うのだ.

いろいろ検討した結果わたしは ちょっと難しいが U社の試験を受けてみないかと勧めた.

「何をする会社ですか」「簡単に言えば電池を作っている会社だよ.」

「電池ですか」彼は驚いた様子で尋ねた. そこでわたしは エネルギーについて彼に語り始めた.

私生活でも企業でも エネルギーがなければ生活できない.日本にはエネルギーを得るための

石油は海外に頼っている.しかし 将来は太陽エネルギーや風力エネルギーなどの自然エネルギーを

使用して化石燃料から離れていかねば成らない.

そんなときに絶対必要になってくるのが 画期的な蓄電器の解発である.将来は電線がなくなって

各家庭や工場にも蓄電池でエネルギーを使う時代になるだろう.

U社はそれに取り組んでいる会社で将来有望な会社だ.と瀬ッ瞑した.

採用試験も見事に合格した.10年ほどして 帰省したS君から彼の金共和聞くことができた.

そのころ係長をしていたようだ.もう定年で幸福な余生を送っているだろう.

再生可能な自然えねるぎーと 夢の蓄電器が合体したとき 日本いや世界の風景は

一変するだろう.わたしはそれの恩恵に授かることは できないだろうが.


道徳教育不要論

2015-04-11 07:51:34 | 日記

文部科学省は 盛んに 道徳教育の必要性を言うが 

国民の中にも「 そうだ そうだ」 と言う声も強い.

片方では 平和を口にしながら 片方では 国威発揚を掲げる

政府の方針に 国民の中には「そうだ そうだ」と賛同する.

良く似た構図である.

何でもかんでも 政府に すがろうとする .

先ずその根性が 気に食わぬ.

 

わたしたちは 戦前教育を受けたものだから 「そんな子と言うが

君も道徳教育で育ったんだろう」という.

幸いにも わたしは学校で道徳教育を受けたことはない.

 

小学校の 大山先生は 童話を聞かせてもらいましたね,そのとき

聞いたことが 今でも 心に残っています.

中学では 校長自ら 維新前後の話をしていただいた.何しろ

東大文学部教授 昭和天皇の御進講を担当された 直伝の維新物語である・

いかなる道徳教育にも 勝るものだ.

実際の行動は もっぱら舎での教育である.

道徳教育を唱える人は その前提として 舎会の環境を重く見るはずだ.

あの国会を身ながら よくも道徳教育をいえたものだ.先ずは亜へ瀬総理以下

全閣僚絵の道徳教育からしてからのことではないか.

猶,維新の党という政党があるが明治維新とは関係ないですから誤解しないで下さい.