春愁・秋思(しゅんしゅう・しゅうし)

冬の雪、秋の月、夏の風、春の花
萩の花が好きだった人を思い出す

松本市美術館

2022年05月10日 | 日記
5月10日(火)
🐶のメルが先週、3日間吐いてしまい、動物病院へ連れて行き
注射と薬をもらって来た
今日は落ち着いたようだが
先生にしばらく散歩させないようにとのこと。
今日は散歩がないので、ちょうど松本市美術館がリニューアルオープンしたので行ってきました。
昨年3月に休館前に見てから一年ぶり




現在特別展開催中でした

よみがえる「正倉院宝物」特別展

再現模造に見る天平の技   (4月21日~6月12日)
もちろん展示物は撮影禁止だが
入り口に記念撮影できるように撮影ポイントがあった


展示されている物は正倉院の貯蔵品を模造した物だが長い時間と多くの作家の技術、
それと科学的調査に基づき材料、技法など忠実に再生された物ばかりです
中には朽ち果てた部分もまるで当時の物ように模造され作品もあり見ごたえがありました。
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3階の常設展示は松本出身の草間弥生の世界
昨年 鑑賞したがまた見てきました
(撮影可能コーナー)

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俳句
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●最愛を亡くし四年や糸繰の花●
(さいあいをなくしよねんやいとくりのはな)
糸繰=おだまの花(下向きに咲きます)

●桜蕊降る栞にし閉じる本●
(さくらしべふるしおりにしとじるほん)
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俳句 母
●母の手で握るおにぎり野蒜味噌●
(ははのてでにぎるおにぎりのびるみそ)
「おいしかったおやつでした」
●白黒の写真に母や昭和の日●
●母摘みし柏一葉弐拾銭●
(ははつみしかしわいちようにじゅっせん)
「この季節になると働いていた母の姿が思いだされます」
最後までご覧いただきありがとうございます


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2 コメント

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日記 (hakusan)
2022-05-12 07:40:53
源次郎さん、良い小旅行をしましたね。
メルの具合はどうですか、うちにも娘が飼育しているウサギがいますが腹下しや具合が悪いときに獣医に掛かるのですが保険に入っていないので万金がかかります、ペットを飼うと大変ですね。
松本の美術館は前衛的な面白いものがあるし正倉院展の見られたり良かったですね、大分前から貴方のブログを見ていて俳句がよく出来ていて感心しています、糸繰の花はどんな花ですか?、最近わたしは俳句を詠んでいません、反省です。
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Unknown (源次郎)
2022-05-12 20:09:07
GOさんへ
正倉院の宝物展とのことですが、初めは展示品はすべて模造品だから・・・と思っていたのですが明治、大正の頃から貴重な文化財を後世に見てもらえるよう模造品を作っていたそうです、その技術、材料を調べ今その技術を持った職人、作家が何年もかかって作った物ばかりでした、本物に比べても劣らない物でした。
妻が亡くなってから飼い始めた犬で4年になりました、犬がいることでずいぶん私の心も行動も助けられています、散歩に行くから寒くても外出したり息子との会話の話題になったり犬に感謝です
毛が抜けない犬ですので2か月に一度、カットサロンへ私の床屋の3倍以上かかります、ペットの保険にも入っていますがお金に換えられない支えになっています。
俳句はなかなかいいのができませんが最近、自分なりに満足した句が「母摘みし柏一葉弐拾銭」です
今頃の時期に虚空蔵山で柏餅の葉を母が摘んで家で数えて100枚を藁で縛って20円?位だった
一生懸命に私たち子どもを育ててくれた、昭和の母を読み手に感じてほしいと思いました。
「糸繰の花」はオダマキのことです、麻糸を巻き取る糸車?に似ているからだそうです、写真は先日買ってきたオダマキの苗のです、花は下向きに咲く花で私も4年下を向いたままです
庭の草も伸び放題でしたが先日から前向きになれればいいと思い花を植え始めました
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