日々いろいろ

花、山、キノコ、散歩が好きです。

千早城跡に行ってみました。

2020-10-05 19:00:48 | 
山登りで、下山路をいつもと違うコースをとってみた。

千早本道。ここ通るの何十年ぶりや、というくらい記憶が遠い。
早く登り降りできるけど、階段道が嫌で避けていた。
階段の段差が小さくなっている。と、思う。下りに使ったけど、歩きやすくなっている。と、思う。

このコースを選んだのは、久しぶりに千早城跡へ行ってみたかったから。




楠木正成の山城だ。
千早神社になっている。








住友吉左衛門さんの、寄付の証しがある。
住友銀行の創業者グループの人の名前や。何代目かは分からないけれど、多額の寄付をされたようだ。

大阪の人にとったら、楠木正成は英雄や。

負け組の大将。大阪の人はそんなんが好き。

ただし、この千早城は何度攻められても落ちなかったらしい。
楠木正成の手腕と、ここに城を築いた地の利のおかげ。

城といっても山城やから、元々天守閣はなかったので、城のあったあたりは神社しかない。
降りていくと、所々に平地があるのは曲輪の跡なんやろ。

そして、そこを抜けると石畳になっていた。





これは、昔からの遺構や。

ここを南北朝の武将や人々も上り下りしたのや。

歩きにくいけど、嬉しい道。

登山は、ここを通らない本道コースもある。