山登りで、下山路をいつもと違うコースをとってみた。
千早本道。ここ通るの何十年ぶりや、というくらい記憶が遠い。
早く登り降りできるけど、階段道が嫌で避けていた。
階段の段差が小さくなっている。と、思う。下りに使ったけど、歩きやすくなっている。と、思う。
このコースを選んだのは、久しぶりに千早城跡へ行ってみたかったから。
楠木正成の山城だ。
千早神社になっている。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/31/22/d23ee0c06506c727e79e92b23a063aca.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/37/c1/f7921e5d6e1b207ae1e0cd1644eaba40.jpg)
住友吉左衛門さんの、寄付の証しがある。
住友銀行の創業者グループの人の名前や。何代目かは分からないけれど、多額の寄付をされたようだ。
大阪の人にとったら、楠木正成は英雄や。
負け組の大将。大阪の人はそんなんが好き。
ただし、この千早城は何度攻められても落ちなかったらしい。
楠木正成の手腕と、ここに城を築いた地の利のおかげ。
城といっても山城やから、元々天守閣はなかったので、城のあったあたりは神社しかない。
降りていくと、所々に平地があるのは曲輪の跡なんやろ。
そして、そこを抜けると石畳になっていた。
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/03/cc/679f385d0c2f0d8ee35d045c0a4bd869.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/67/92/c5392ad292c73f22d8492b2ccf3db0cc.jpg)
これは、昔からの遺構や。
ここを南北朝の武将や人々も上り下りしたのや。
歩きにくいけど、嬉しい道。
登山は、ここを通らない本道コースもある。