現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

お父さん、なんで、便秘が解消できるの、あんなもので、・・・。

2015-01-21 16:52:15 | 台所実験室の発想
あんなものとは、野沢菜を干した「干し葉」を基材とする粕汁である。

粕と味噌とだしで汁を作ったところに、ニンジンの千切りや大根をのそれを入れる。

そこに野沢菜を入れた汁です。スンキならもっと効果が期待できるでしょうね。ラブレ菌は京都のすぐきから培養された腸内環境改善食品です。

すんきは漬物ですけど、塩を使用していないことが特徴です(京都のすぐきは幾分塩分を使用しています。塩はやり玉に挙げられていますが、これほど、体を温める素材はない。)

「そんなこと汁か」と仰せでしょうけど、・・・。

味噌の乳酸菌に野沢菜の食物繊維、粕のビオチンが働くらしい。しかも、相乗的に、・・・。

冬は生姜のすりおろしを加えましょう。温まることは容易に想像できますでしょう。この部分は唐辛子でもよそそう。

標題は娘たちの感想です。「あんなものとは薬じゃないのに」という思いが込められているようですね。

水で戻したひじきや、乾燥シイタケも戻したもの添加できれば違った効果があるでしょうね。


「ビワの葉のエキス作ったのよ。ビワ蜜にしたいんだけど、・・・。」

2014-11-26 12:06:13 | 台所実験室の発想
主人がビワの枝を降ろした時、葉っぱもいで、少し乾かして煮詰めたんだけど、・・・。これから風邪の季節じゃない。ビワ蜜ってどうやって作るの」とお客さんが電話してきた。

「ビワの葉エキスはもう少し煮詰めて濃くしていただけますか。そこに生姜の搾り汁を添加して(乾姜の方がベターですが、そちらを使用する場合は煎じ液を使います。)甘みは甘草(食品の味付けに使用しているものをお求めください。)とハチミツと水飴でトロトロするくらいまでこくしましょう」

「普段使っている乳酸菌生成物質(ネット検索は「乳酸b」)を2、30ミリ加えたらかなり良いものになりますよ」

多く作った場合はトースト等に塗ってもよい。そのままお湯に溶いてのんでもよい。

義理の母が存命だったころはわが家でも盛んにつくりました。のどが弱かったし、ぜんそくを持っていたためです。

水飴を多く入れて固めると飴になるでしょう。


どうなるものやら、・・・。

2014-10-27 15:36:02 | 台所実験室の発想
なじみの豆腐屋さんから豆乳と凝固剤を分けていただきました。

それを入れれば固まって豆腐になることは皆様承知の事柄です。

ある粉末を添加してどうなるかという事です。以前はこの近くにも豆腐屋さんがあったので、それなりのことは解決済みになってはいますが、廃業してしまったし、その設備も譲ってしまったようです。

何回か試みたのですが、液体(豆乳)に何種類かの微粉末を添加しています。比重が合わないらしい。

沈殿してしまうのだ。これには困った。「均一にならないかなぁ」

「それなら、凝固剤を二段に添加してみたら」と、言い出した人がいたけど、そちらも業界関係者じゃありません。

それで追試をしています。写真は省略しています。

「だったら、あれも、いれちゃったら」思い付きは突然やってくることになっている。

「粉食決算にはなるけど、それも、悪くはないな」

「この男にカテゴリーはなさそう」美味しかったり、機能性が見込めればそちらが優先される。場合によっては見た目も良くはなさそうだけど、・・・。

「これで豆腐という形態でトクホ仕様にはなるな」

最良の形態は凍み豆腐だが、そちらは時期的に良くない。

ナツメが紅くなってきました。

2014-10-19 10:29:20 | 台所実験室の発想


ナツメ(クロウメモドキ科。ナツメの果実。)が紅くなってきました。もいで乾燥させてもよい。

乾燥させたものを焼酎に漬け込んでも良い。

あるいはジャムのように煮詰めてもよい。

シナモンと生姜は加えましょう。甘味は食品タイブのカンゾウと水飴としますと、下に映り込んでいる漢方薬(小建中湯と)似たものになるでしょうが、薬ではありません。

パンに塗っていただいています。


海のペプチドの利用方法

2009-05-07 14:11:22 | 台所実験室の発想

 特養に入所している親父が「熱を出して38度くらいある。」と連絡が来た。連休明けのことである。娘の車で出かけた。肺炎でも起こしてしまったのだろうか。触ってみると熱いが、脈拍はしっかりしている。義理の母と違って心臓は元気である。咳が出ている。病院に入れなければならないだろうけれど、8日にお医者さんが来るらしい。医者の判断を仰ぐことにした。

「通常の食事がままならなくなったので、トロミのある特別食を与えています。」と言われた。もう、92歳であり、施設に入って5年になる。体力が衰えなければ良いが、今年の夏は乗り切れるか心配になってきた。

義理の母にくれようとして取り寄せておいた海のペプチドがあることを思いついた。義理の母には間に合わなかったけれど、・・・・・。(これを溶かして片栗粉か寒天でトロミをつければよいではないか。」アミノ酸がペプチド構造になっているので腸管で吸収の良いものになっている。本当はだしとしてスープにした方がよいけれど親父向きではない。むせてしまったりしたのでは返って逆効果になる。

早速、台所を実験室にして試作にかかる。親父は甘いのが好きだったので甘味料を入れたほうがよいかもしれない。市販のカロリーメートのトロミタイプにはなる。もちろん、カロリーメイトのアミノ酸もペプチド構造にはなっているだろうと予想されるが確認していない。そうかと言って医療用のエンシュア・リキット(登録商標登録済み)もどちらかと言えば水っぽい処方である。

2~3種類は出来たがどの味を好むかわからない。時間があればもっち工夫できるだろうが、今回はここまでとすることにした。