久しぶりに友人と会った。二人とも第一線をリタイアーしている。彼はもうじき七十二歳だ。私は早生まれですが同窓生である。悠々自適な生活を送っているらしい。
「鎖国なんてしていないと言い出した歴史学者さんがいるじゃないのか。身分制度もそれほど厳密じゃなかったとか言われている。何よりも藩校が開設されたり、寺子屋で一般庶民でさえ読み、書き、そろばんくらいは学べた」
「開国時の識字率は世界中でトップだったと何かで読んだ気がするが、・・・。」
「なぁ。いつの時代でも前の時代は酷評されるのさ。一種の炊き書的にならざるを得ないのさ。興味があったら江戸と明治を比較研究でもしてみな。面白いとこが解っちゃうかもしれないぞ」
「もったいぶっていないで教えろ」コーヒーを飲みながらリラックスしたやり取りだけど、近年ではあまり目にかからなくなった感がしないでもない。
長くなりそうなのでこの辺にしましょう。
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