(発明は必要の母というけれど、・・・・。)
特養に入所している親父のことである。少し前に、医者から呼び出されてかなりきついことを言われた。92歳である。「肺炎と食事が取れなくなっているので、そろそろ覚悟してください。」という趣旨の内容である。
肺炎は抗生物質を使うしかない。私に出来ることは食べさせる方策である。施設でも工夫してトロミややわらかい食事を出していただいているらしい。
仕方が無いので、行く度に口の中に「乳酸菌生成物質、こちらは口に入れるとスッパイという表情をする。食欲増進の働きが期待できる。」と「海のペプチド(アミノ酸の宝庫)、こちらは少し甘みをつけている。」にトロミを付けるかしたものを食べさせてくるしかなくなってしまった。何回かその試みを実行してきた(それでも、3日にいっぺんくらいである。)。
仕事のついでに寄ってくるとか。休日に家族と出かけるという方法である。寄ったとしても会話できる状態ではないので用件が済めば帰ってくる。
妹たちは今にも亡くなるのではないかと家の片づけを始めている。
しばらくたって行ってみると、抗生物質が効いたのだろう。熱は下がったし、おかゆくらいは食べられるようになった(乳酸菌生成物質の効果と思われる。我が家では市販の醤油に10ミリリットル添加している。公的機関のデーターがあり、食中毒などに対応できるようだ。先の大戦の折に、陸軍の特定医薬品に指定されていたものだが、医薬品ということは無い。)。最初の危機は脱したようであるが、いつまたそうなるかは余談を許さない状態であることに変わりが無い。
最近、養蜂業者から蜂蜜が届いた。その中に添加して飲ませてこようと思っている。幸い何本か頂いたので配合実験をしてみた。よく混ざるけれど、幾分甘さ控えめになる。このほかの混ぜ方もあるが。今のところ三~六種類くらいしか試作していない。全部作れば18種類になる(海のペプチドを溶かし込んでも良い。)。疲労回復だけなら下手な医薬品以上の配合になるが、効能効果はうたえない。(あるメーカーではその配合(合成素材を使用している。)のものが医薬品になっている。
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