現代版徒然草素描

勝手気ままに感じたままを綴ってみましょう。

外野がうるさいたらありしない(人間になりたかった犬の物語)。

2016-03-08 17:12:46 | 日記
人が病気だというのに、(あぁ、私は人間じゃありません。犬です。)緊急で病院へ行きました。きのうのことです。

もう(牛じゃありませんが、…。)二匹分くらいの寿命になるでしょう。早い話が老犬ですね。犬には後期高齢者何とかは無いらしい。

くしゃみをしたら血をはいちゃった。はなから、以前は鼻血だけですんでいたのですが、「ドバットきちゃった」口の方も真っ赤になっちゃった。

「こりゃ大変だ」と、慌てて病院へ駆け込んだ。毛布にくるめられて、半日以上入院して、検査やら、点滴やら、止血剤を投与されちゃった様だ。

家族が病状を聞いてくれている。「鼻の中に腫瘍状のものができているか、さもなくば、脳溢血か、脳腫瘍じゃないと思われます」と言われているらしい。

「いまにお父さんにとんでもないものを飲まされそう。覚悟しておかなくちゃ」

「当医院にはmriがありませんので、画像診断は無理です」と、・・・。

「最も、リアルに、見渡せる」(mriを適当に変換しちゃったようですが、私の仕業じゃりません。)装置は田舎にはないらしい。

「この体で都会までの移動は無理でしょうね。」「マメ。どうする」と聞かれた。

「止血だけすませたら、家に連れてって、あそこが一番安心できる。あーだ、こうだと言われながら、もじき二十年間も過ごした家じゃないか」連れて帰ってもらうことにした。

寝て過ごすことにしましょう。「マメ。寝たままだけど、大丈夫かなぁ」「育っているんだは、きっと、・・・。」「こんな年になっても、・・・。」この家の夫婦の会話はいつもこんな調子です。

結局、外野がうるさいとはこと事を言うのでしょうね。



最新の画像もっと見る

コメントを投稿