「シナモンてそんなにいいの」

おそらくテレビを見たのでしょう。女房が聞いてきた。

仕方がないので事務所へ行って桂皮茯苓丸のパッケージを見せた。

「一番上の桂皮末と表示してあるものがシナモンのことだ。食品名と薬品名が違うだけのことだが、・・・。」

「はちみつに混ぜてパンに塗ってト―ストするとか言っていたけど、・・・。」「それ以外は、」「シナモンシュガーを売っているはずだが、・・・。」

「焼酎にシナモンステックを何本かつけておいてもいいな」

「金木犀の花と一緒につけてもいいが、お前さんは酒が飲めないし、本当はカカオポリフェノールと相性が良いはずだぞ」

「あのブラックチョコに混ぜてもいいいな。もう一つの素材と混ぜて、お前さんにはその方が合うだろう」

下の効能効果を見ながら「シナモン単体でもいいの」

「漢方薬は混ぜ合わされたものの相乗効果だな」