仁徳陵古墳からこんにちは

まとめる気なし、自由な日記。
会津若松から堺市に引っ越ししてもお届けします。

三澤屋

2011-04-04 17:10:17 | たのしいごはんはいいごはん
「そば+おんせん」ということで南会津ドライブをしていました。
そばは、大内宿で頂きました。

有名な高遠そば。
ねぎでたべるそば。
ねぎが、「箸」。
知っている人は知っている、おそばでございます。


寒かったから、客は私達だけ。
「寒いから炉辺でいがんしょー(いいよねー)?」とおばちゃん。
ということで、たぶん普段は客席じゃないよね?というところでおそば(今回は高遠そば)をいただきました。


年代物のいろり。ぱちぱち炭がはじけて風情がございました。

そして待つこと5分くらい。
「どうぞー」と出てきたのは大きな塗りもの。
そこから飛び出ている、「ねぎ」
ねぎ好きとしては狂喜乱舞!!
そしてそばも大好きなのでこれ以上だと失神するほどに心を打たれました。

 

「ねぎでそばを掬うことができるのか?」と思いません?
私も思っていましたよ。無理だってちゃんちゃらおかしいと。

でも、巾広めに切ってあるのでなかなかどうして、グリップがよろしい。
そしてそばの香り、歯ごたえ、のどごし、最後に鼻から抜けていく香り。
おかかと、大根おろし。高遠そばはアサギ大根のおろし。
辛味大根が食べるほどに病みつきに。
しっかり冷やしてある鰹出汁でそばがしゃっきりしていて、おいしかったです。

このそば食べているときに携帯の緊急地震速報アラームが鳴ったのですが、
財布もコートも持たず、おわんとねぎを持って靴置場まで走ろうとした私でした。


建屋そのものも年季が入っていましたけど、私が感動したのはこちら↓



蕎麦猪口です。本当に素晴らしかった。しかも地震で落ちなかった、割れなかったっていう奇跡。
壁一面にお猪口があるのは本当に素晴らしい、美しいと思いました。

おばちゃんズもみんないい人たちばかりだった。
あったかかった。福島ってやっぱいいわぁと思った!!
帰りはにんにく串までいただいてしまった…どうもありがとう!

また行こうって思いました。

■Data
 三澤屋
 0241-68-2927
 福島県南会津郡下郷町大字大内字山本26-1
 http://www.misawaya.jp/

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2011-04-04 11:42:17 | がんばれ会津


いや、もともとは温泉に行くという目的だったんですけどね。
南会津のほうでいい温泉があったよと言われてね。ちょっと行ってみようかということで…

でもやっぱりね、雪が深すぎるところは冬季休業がデフォルトなのよ。
「今春じゃん、4月じゃん」と思うでしょ?
これが福島の本気↓
 

ってことでね、どこも開いてないわけ。
目的はいったんドライブに変わってね、南会津ををぐるっとしてきたんです。
でも春は来ていましたよ。

桜のつぼみは確認できました。深い雪でも、春の準備は進んでいるのですな。
でも「今年の気候はおかしい」と地元の婆様のみなさまが言っておりました。

道沿いには観光スポット満載。
もちろん道の駅は細かく刻んで行ってきました。
今度は早めに行って、産地直送を買い込まなければ。

ノコノコとドライブは進み、観光スポットの一つ、大内宿につきました。
この時で気温は1度くらいでした。でも私たちのほかにも5組ほど観光客がおりました。
本番シーズンとは違い、全体の2割ほどしかお店は開いていなかったのですが、
雰囲気がもう最高でした。…逆に人がいない時期でよかったのかもしれないなと。

  

あまりにも寒かったので、途中でじゅねもち(えごまの味噌を塗って焼いたもち)をお買い上げ。
そこの販売のお兄さんに「この建物って…本当に昔からあるんですよね?」と聞いてみた。
疑っているわけじゃないけど、いわゆるアミューズメント的要素で作られていたら萎えるなと思って。

そしたら
「ええ、昔からですよ。この建物は大体360年前に作られたもので、
ここの町並みの建物もそのくらいです。」と。

会津若松から日光街道を通って栃木に抜けるときの宿場町だったんですって。
すごいな…そんなに昔から…    …疑ってごめんなさい。

大内宿の後は、あまりにも寒いので温まりたい
        ↓
「お風呂だ最初の目的忘れてた!!」ってことで芦ノ牧温泉へ。

節電(節暖)だったので、フロントなどはお外と同じでしたが、
お風呂は本当に良かったです。あったまって帰りました^^
本当にいいお風呂でしたよー

避難されている方には無料で入浴を提供していました。
今生きていることに改めて感謝。

さ、今週も頑張りましょう!
もう少し暖かくなったら今度こそ南会津!!