この前の土曜日、またもや行ってまいりました。
今回は中通り北部~浜通り北部。
福島の右上、と言ったらいいのでしょうか。
会津若松→猪苗代→R115で道の駅「土湯」、
そのあとR4で道の駅「安達」、県道を通って道の駅「川俣」。
ここでごはんを。二人で目のないおそば。
そして川俣は軍鶏が名産なので、軍鶏南蛮せいろ。
甘辛いたれ、会津中部~北部にはあまり見られない、黒くてしっかりしたおそば。
うまし。
しかしここで、旦那がまさかの「合宿」宣言。
私は、中通りだけだと思っていたのに、
「相馬いく」
なんて、浜通り訪問宣言をしたので、楽しむことなど皆無!!
福島市に行って、のんびり大学時代のなつかしきお店でも、なんて思っていたのに、
きれいにきれいに打ち砕かれた。
んで、R349を南に下り、道の駅「東和」。
罪滅ぼしに、極寒のなか、シャーべットを喰らう。
桑の実&きなこ黒豆。
うまい。
そして、この後、3ケタ県道を通過し、R459へ。
このままR459を東に進み、R114に乗り換え、そのまま海に出ようと思った。
雪が舞っていて、寒かったんだよなー。
そしたら。
この看板。
簡単に言うと、R114の一部地域が、放射能の警戒区域に入っちゃってるから、走れないよ、っていう看板。
この一つだけじゃない。いっぱいいっぱい、至る所に入っちゃだめだって看板があった。
実際に見ると、かなり引く。本当に引くよ。怖かった。思わず車を内気循環にしちゃったもの。
結局、途中ぎりぎりまでR114を東に行き、北に上がってからまた再度東に行くという迂回路を取った。
(R459→R399→県道12)
R399を北上する、ということは、飯館村(逃げろとは言われてないけど、数値的にはかなり厳しい地域)を
北上するということなのですが、本当に人っ子一人いなかった。
家の前の雪はきれいに積もっていた。家のカーテンは締まり、窓はすべて閉じられ、
雪には獣の足跡のみ。時間が止まっている、本当に廃墟になっていた。村が死んでいる、ってのを
本当に感じた。
こんな状態なのかよ…
道の駅スタンプラリーってのは、「復興応援」を兼ねているのですが、
現実を嫌と言うほど見せつけられながら福島を周る、ってのは本当に…
福島に居るのに、本当に何も知らないんだって思わせられた。
できることはやりたいなっておもった。
そうこうしているうちに、R6に入り、なんとかかんとか、道の駅「南相馬」
そして、さらにR6を北上して、道の駅「相馬」。
その後、R115を西へ進む、進む。
雪もこんもり、本当に怖い。
福島市到着。
さすが飲み屋ばかりのまち。
ほんとに、身も心もぐったりして帰りました。
なんかもう、いろいろ考えさせられました。
楽しんで精一杯生きないと。