支部敏腕ライターTさんから「ソフトボール大会」半田支部の結果報告原稿をもらいました。同じものを、半田支部だより司通信13号にも掲載しています。今月13日に祝勝会を開催予定です。
10月18日に愛知県司法書士会支部対抗ソフトボール大会が開催されました。事前の天気予報では開催が危ぶまれたものの大会当日は雲一つない絶好のスポーツ日和でした。奇蹟の大躍進を遂げた半田支部の奮闘記をお届けします。
トーナメント一回戦 VS東三河支部
半田支部の戦いは大会前から実は始まっている。支部は戦力分析を行い、技術、体力、コネ共に期待値以下、平均以下、年齢のみ平均以上と冷徹に判断し、選手強化を見限り道具に力を注いでいたのだ。
購入したのは稲葉副支部長が選び抜いた究極のバット。「飛ぶバットを購入しました!」の報に選手が沸き立ったのは言うまでもない
。選手の技術、体力の向上ではなく、メーカーの技術と企業努力を重視する身体に優しい負荷ゼロの作戦が効を奏したのだ
。
選手は「当たれば飛ぶ、当たれば飛ぶ
、当たれば飛ぶ
」と唱え続ける桜庭副支部長に洗脳され、平均年齢44才の半田支部が1回表にいきなり4得点。まさかの出来事に東三河支部は動揺し、本調子を取り戻せないまま試合は終了。半田支部のバット作戦(もはやバット信仰)は成功し、実力ではなくバットの力、信仰の力で半田支部は勝ってしまった。
トーナメント二回戦 VS名古屋中央支部
全国有数の巨大支部を相手に県下最小の半田支部がどう戦うかであるが、身の程知らずな我々は「次も勝ったらどうしよう、決勝戦だよ!?」と浮き足立ってしまった。案の定、初回に打たれ撃沈
。しかも、好投手を打ち崩すことができずじりじりと点差を広げられる始末。飛ぶバットもバットにボールが当たらなければ意味がないことに気付く我々であった
。終盤巻き返すが時すでに遅し。半田支部は3,4位決定戦に出場することに・・・。
3.4位決定戦 VS西三河支部
2試合目で負け我に返る半田支部。対戦相手の強豪西三河支部は選手登録25名、ユニフォームパンツを颯爽と着こなす若手司法書士の多いスタイリッシュなチームであった。選手登録11名、加えて昭和体型の半田支部である。ジェラシーを感じた我々は試合に勝っておっさんパワーを見せつけるしかないと一方的に燃えた。
相手チームのピッチャーは野球少年であった。しかし、我々は見た目はおっさんでも心は少年である(子供相手に真剣に戦う我々を批判しないでいただきたい)。この試合にかける我々の執念は凄まじかった。北別府、小川の堅守。山崎のホームラン。一塁に突っ込み足を負傷する加藤
。負傷した加藤に代わり出場し男気を見せた荒川支部長
。試合が終わった時には選手全員が砂だらけであった
。
気迫の勝利で弱小半田支部は3位でソフトボール大会を終えた。強い気持ちとチームワークとプライド。我々にはこれしかない。だが、この三つがあれば弱くても勝てるのだ・・・。表彰式では「3位半田支部」の声に会場がどめくが、全力で戦った我々が誇らしげだったのは言うまでもない
。
さぁ、来年はどんな作戦を半田支部は取るのだろう?今から楽しみである。