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【感染症情報】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID 19)の対応について(その138:コミュニティ隔離措置の再変更(8月1日発表))

2021-08-03 09:28:54 | フィリピン

【感染症情報】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID 19)の対応について(その138:コミュニティ隔離措置の再変更(8月1日発表))

【訂正】【感染症情報】フィリピンにおける新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の対応について(その138:コミュニティ隔離措置の再変更(8月1日発表))

 
 
在フィリピン日本大使館
 
 
※ 変更となりました隔離措置の地域に誤りがありましたので、再送します。

【ポイント】
●8月1日、フィリピン政府は、7月30日に発表したコミュニティ隔離措置の延長・変更内容の一部を再度変更することを発表しました。

【本文】
1 コミュニティ隔離措置について、30日の領事メールで、フィリピン政府が同日に発表した延長・変更内容をお知らせしましたが、その後、フィリピン政府は8月1日、その内容の一部について、以下のとおり再度変更することを発表しました。

(1)8月15日まで「修正を加えた強化されたコミュニティ隔離措置(MECQ)」を課す地域に変更した地域
 ・コルディリエラ行政区域(CAR):アパヤオ州
 ・地域4A(カラバルソン地域):ラグナ州
 ・地域6(西ビサヤ地域):アクラン

(2)8月15日まで「制限が強化された一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)」を課す地域に変更した地域
 ・地域7(中部ビサヤ地域):セブ州

 この隔離措置変更に伴い、以下のとおり制限が強化されます(オムニバス・ガイドライン)。

 ア レストラン、飲食店などの食品準備施設における屋内食事サービスは定員の20%まで、屋外での食事サービスは定員の50%までの座席数で運営できる。

 イ ビューティー・サロン、ビューティー・パーラー、理髪店、ネイル・スパなどのパーソナル・ケア・サービスは、最大 30%の定員または座席数で運営される場合がある。
   なお、上記施設は、顧客を含めフェイスマスクの常時着用でも可能なサービスのみに限られる。

 ウ 適格な会場施設での会議、インセンティブ活動、コンベンション、展示会 (MICE) イベント、社交イベントは許可されない。

 エ 屋外の観光名所は、最低限の公衆衛生基準を遵守し、定員収容人数の30%で開くことが許可される。

 オ 安全シール認証プログラムに基づく安全シール認証を取得した事業所は、所定の敷地内収容人数または会場/収容人数のいずれか該当する方の10%を超えて追加営業することが許可される。

 カ 屋内スポーツ・コート、会場、および屋内観光アトラクションは、営業を許可されない。

 キ 年齢制限のないステイケーションなど、観光局 (DOT) の専門市場は、DOTによって課される可能性のあるプロトコル、および制限に従う限りにおいて引き続き許可される。

 ク 「一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)」と「修正を加えた一般的なコミュニティ隔離措置(MGCQ)」との間の地域への移動は、18歳未満および 65 歳以上に対する移動前PCR検査の受検、DOTおよび目的地の地方自治政府(LGU)にて課される可能性のあるその他のプロトコル、制限要件を条件として、年齢制限なしで許可されるものとする。

 ケ 宗教的な集会は、宗教的な集会が行われる地方自治政府(LGU)からの反対がない限り、会場の収容人数の10%まで許可される。また、LGUは会場の最大収容人数を30%まで増やすことができる。なお、宗教宗派は、提出されたプロトコルと最低限の公衆衛生基準を厳密に遵守する必要がある。
   COVID-19以外の原因で死亡した人の葬儀サービス、通夜、埋葬、葬儀のための集会は、その期間中、規定された最低限の公衆衛生基準を満たし、家族関係者(2親等)のみ関係を示す書類を提出することを条件として許可される。

 コ 「制限が強化された一般的なコミュニティ隔離措置(GCQ)」が課された地域と他の地域間の移動や公共交通機関の運行に関する規定等、上記に影響されない、コミュニティ隔離措置の実施に関するオムニバス・ガイドラインのその他の規定については、前回までのオムニバス・ガイドラインに従う必要がある。

2 在留邦人及び短期渡航者の皆様におかれては、感染予防に万全を期すとともに、コミュニティ隔離措置、感染状況、医療事情、航空便、入国に係る規制(検査・検疫措置を含む。)等に関する最新情報に引き続き注意してください。

【関連情報】
● 新興感染症に関する省庁間タスクフォース(IATF)決議第130-D号(コミュニティ隔離措置の変更等)
 https://www.officialgazette.gov.ph/downloads/2021/08aug/20210801-IATF-130-D-RRD.pdf

●大統領コミュニケーション・オペレーション・オフィス(PCOO)(セブ州は、8月15日まで強化されたGCQ、アパヤオ、ラグナ、アクラン州はMECQ))
 https://pcoo.gov.ph/news_releases/cebu-province-now-under-gcq-with-heightened-restrictions-until-aug-15-apayao-laguna-aklan-now-mecq/ 


+++++++++++++
【以下、新型コロナウイルス関連情報】
● 当館ホームページ(フィリピン国政府の発表・関連情報等(フィリピンへの入国を予定の方へ)
 https://www.ph.emb-japan.go.jp/itpr_ja/11_000001_00309.html


(問い合わせ窓口)
○ 在フィリピン日本国大使館
 住所:2627 Roxas Boulevard, Pasay City,Metro Manila
 電話:(市外局番02)8551-5710
 (邦人援護ホットライン)(市外局番02)8551-5786
 FAX:(市外局番02)8551-5785
 ホームページ: http://www.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○ 在セブ日本国総領事館
 住所:7th floor,Keppel Center,Samar Loop cor. Cardinal Rosales Ave.,Cebu Business Park,Cebu City
 電話:(市外局番032)231-7321
 FAX:(市外局番032)231-6843
 ホームページ: https://www.cebu.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

○ 在ダバオ日本国総領事館
 住所:4th Floor, B.I. Zone Building, J.P. Laurel Avenue, Bajada, Davao City 8000
 電話:(市外局番082)221-3100
 FAX:(市外局番082)221-2176
 ホームページ:https://www.davao.ph.emb-japan.go.jp/itprtop_ja/index.html

2021年8月3日のまにら新聞から

2021-08-03 09:22:13 | フィリピン

2021年8月3日のまにら新聞から

8月3日のまにら新聞から
外出禁止を2時間延長 6日以降 午後8時〜午前4時に

 新型コロナウイルスの変異種株であるデルタ株感染を抑え込むため今月6日から20日まで首都圏が一番厳しい防疫措置である「防疫強化地域」(ECQ)」に置かれることに関連し、アバロス首都圏開発庁長官は2日、首都圏首長らが夜間外出禁止時間を午後8時から午前4時までの8時間に変更することで合意したことを明らかにした。現在の午後10時から午前4時までから2時間延長される。

 またECQ指定と共に導入されることが多かった酒類販売禁止措置について、同長官は「マカティ市やタギッグ市、ラスピニャス市やパシッグ市は導入しないとしている」と述べているが、最終的には各自治体の判断に任せる方針だという。

 さらに、ECQ下では不要不急の外出も禁じられるが、食料の買い出しや病院通い、ワクチン接種や許可を得ている就業などの必要な外出時に携帯が義務付けられる検疫パス(外出許可証)についても、各自治体が1世帯に1枚ずつ発行すると説明している。

 当初計画されていた首都圏で統一された検疫パスの発行については、準備時間が足りず、今回は導入されないという。

 一方、ECQ下における公共交通機関の規制について同長官は「ワクチン接種会場への足を確保したり、医療従事者などエッセンシャルワーカーの通勤手段を確保したりするためにもその運行は維持されなければならない」と述べた上で、運輸省が近くガイドラインを発令するとの見方を示した。

 ロケ大統領報道官は公共交通機関については座席数の50%の稼働率で運行されるよう運輸省が通達を出すとしており、ほぼ現状維持となる見通しだ。

 首都圏の夜間外出禁止時間は、今年3月15日から午後10時〜午前5時に統一されたが、3月29日からの「防疫強化地域(ECQ)」指定に伴い午後6時〜午前5時と11時間まで一時拡大された。

 4月12日から午後8時〜午前5時になり、5月1日からの「制限強化のGCQ」指定で午後10時〜午前4時に、6月15日以降は深夜0時〜午前4時まで短縮されたが、7月25日から再び午後10時〜午前4時に拡大されていた。(澤田公伸)


8月3日のニュース
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ECQ期間の経済損失は2100億ぺそに上ると試算。一方ワクチン接種は促進か

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セブ州の8月1〜15日までの防疫区分をMECQから制限強化のGCQに変更

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マニラ市のモレノ長がECR期間中に1日24時間体制でワクチン接種を行う計画表明

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大衆紙の話題
第2次世界大戦中の爆弾発掘

 ヌエバエシハ州サンレオナルド町の建設現場で7月31日、第2次世界大戦中の爆弾が発掘された。リブナオ建設会社プロジェクトエンジニアのジェニー・ワッコさん(24)によると、31日午前10時30分ごろ、比日友好道路「マハリカ・ハイウエー」の排水路工事中に、作業員のウィルソン・デグスマンさん(24)が直径12センチ、長さ60センチの古い爆弾を発掘し、ワッコさんが警察に通報した。同州警察署のハイメ・サントス警視の部下がすぐに発見された場所を確認し、同警察署爆発物処理部隊に支援を要請したという。