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十津川警部 湖北の幻想

2007-05-28 21:54:39 | 読書日記

『十津川警部 湖北の幻想』読破w
時代小説家の広沢は柴田勝家が、豊臣秀吉に勝っていたらというシチュエーションで小説を書き出した。
しかし、その内容には殺人計画が隠されていた。
その原稿を通して実行犯に指令を出していたのだ。
小説の中の人物がさらに小説を書いていて、二重で小説を書いている西村先生はすごいと思った。
はじめ読んでるうちは、時代小説がずらずらとあってなかなか事件が進展しないなと思っていた。
だが、この時代小説の中に秘密が隠されていたとは奥が深いです。
少し前まで大河ドラマの功名が辻をみていたねで時代小説の内容もなかなか興味津々でしたがね。
余談ですが、作品のなかの事件が起きたのが5月末で、これを読んだ日も5月28日でした。