信州ツアーの最後は小布施です。
小布施といえば栗しか思い浮かばず
一体ここで何をするんだろう?と思ったのですが
パンフレットをじっくり読んだら小布施は北斎とゆかりのある土地だそうで
北斎の見事な天井絵が残っている岩松院というお寺があるという!!!
おぉ!これは見逃せない!と楽しみにしていました ^^
が、ここを訪れるのには1つ問題があって
ツアーバスは送ってはくれるけど集合場所までは各自で…と。
集合場所までは公共の交通機関はなく歩くと30分。
自由時間90分なのに拝観して30分歩いたらあと何か見られるかなぁ?と。
ま、それでも見なきゃ!と思っていたのですが
幸い乗客全員がこのお寺へ行くのならバスは待っていてくれると…
で、全員一致で見学決定!!! ^^
お寺自体は
田畑に囲まれて申し訳ないけどあまり特徴がありませんが
このお堂の中の天井絵は色もきれいに残っていてかなりの迫力!
写真は撮れないので
コチラでどうぞ!
ゆっくり絵を眺めながら北斎や絵にまつわる説明も聞くことができました。
ホントに来られてよかった~
そしてバスは小布施の中心へ。
観光バスが何台も停まれる駐車場の周りには栗菓子のお店やお土産やさんがいっぱい!
町並みに合わせて新聞屋さんもいい感じ。
ここの歩道のタイルは
栗の木だそうで、足に当る感覚がやさしくて見た目もあったか~ ^^
サラっと一巡してもう少し足を延ばすか北斎館を観る?
で、北斎館へ。
ここには何と!北斎が描いた天井絵を持つ祭屋台が二基!
これもまた迫力に満ちたスゴイ絵!
北斎って版画の人と思っていたのですが肉筆画もあるんだ…
と今さらながら認識したお恥ずかしい次第… ^^;
これもモチロン撮影禁止ですので
看板のこれを…
もう一基の怒濤という波の絵も波が目の前で渦を巻いているような素晴らしさでした。
岩松院のもこれも80代半ばで描いたというのですから
当時の寿命などを考えるとものすごい体力と精神力のある人だったんだなぁと感嘆します。
その他、掛け軸などの絵のユーモラスな人物を観ていたら何だかゴヤっぽい?なんて…
絵には疎いので妙な感想かな? ^^;
あぁ、観てよかったね~と外へ出てあと10分!
ゆっくりお茶をする時間はないので
栗のアイスクリーム。
甘いものが苦手でアイスクリームなんて1人で1つなんていつもは食べられないのですが
栗がたっぷりでコレはぺろりと完食(笑)
最後の小布施で思わぬ名画に出会え
かなり曇ってきて心配した雨にも降られることなく
ちょっと忙しかったけど充実の旅も終わり。
長野駅までのバスはご一緒だったお2人が途中下車なさったので2人だけ。
ガイドさんの案内にもあれやこれや質問しているうちに世間話のようになって…(笑)
やんわり和やかなうちに旅は終ったのでした~
帰りの新幹線で食べた駅弁もなかなかいいお味で満足満足の1日。
しかし、疲れた…
今日までの1週間はなかなかハードでございました~