タクシーに分乗して着いた会場は Sabathani Community Center というところ。
ここで Sounds of Blackness の Gary Hines さんが迎えてくださいました。
まずは、建物の中を案内してくださいます。
この壁はアメリカの黒人社会の歴史が年代順にわかるように新聞記事や写真などで構成されています。
そして、サウンズの方々の衣装部屋!
Gary さんがこの衣装はこんなコンサートの時に、と説明してくださいます。
ここで、以前に発売されたCDのポスターなどたくさんプレゼントしてくださいました。
WS を受けるのは講堂。この建物は元中学校だったそうで、Gary さんもここに通っていらしたそうです。
この日の講師をしてくださる Yolanda さんが待っていてくださいました。
まずは、Gary さんから呼吸の指導。
2つ吸って2つ吐いて、2つ吸って4つ吐いて…
Yolanda さんにシカゴで歌った Jesus Promised を歌ってみてと促され
その後、曲の表現の仕方を教えていただきました。
(驚くべきことに Yolanda さんはこの歌を聴くのは初めてだそう! なのに…)
私たちは関西、東京の混合チームで普段一緒に歌っているわけではないので
この曲も移動中のバスで1、2度合わせただけ。
なのでここでこうして表現のところまで指導していただけたのはとてもうれしかったです。
ここは、こういう風にとお手本も示してくださって
最後に「さぁ歌ってごらんなさい」と言われて歌った時の心地よいこと!
その前に教わった呼吸と喉と声の関係なども影響したのでしょうか
声がス~っと出せて 気持ちもゆったりと歌えました。
大げさだけど歌うってこういうことなの?と思った瞬間でした。
質問タイムでは生まれて初めて思い切って質問してしまいました。
小学生の頃からこういう場面は大の苦手で
指されでもしたら大変とばかりに小さくなっていたのに…
質問の内容は
「高い音域を広げるためにはどんなことをしたらいいでしょうか?」
Yolanda さんの答えに Gary さんもつけ加えてくださって
お2人のおっしゃったことをまとめてみると…
日々の発声練習に加えて
いいヴォイストレーナーにつくこと。
ただ、音域は広がる、広がらない、どちらの説もあるけれど
もし広がったとしてもその人が心地よく歌える音域は変わらないそうです。
そっか~。
今まで、高い音域を広げられない自分に後ろめたさを感じていましたが
それから少し解放されたようなホッとした気持ちになりました。
最後に Yolanda さんが1曲歌ってくださることになり
その歌が始まった途端にジワっと…
あぁ、何でしょう、この感じ。
淡々と静かに歌っていらっしゃるのにこんなにも心が動かされるなんて…
このままだと あぁ、涙が止まらないなぁ、堪えなきゃと思っていたら
アップテンポに変わって クラップをして何とか堪えることができました。
曲の後半では WS 中にお話のあったスキャットなども織り込んでくださって
本当に贅沢な我々だけへのライヴ♪をプレゼントしてくださいました。
さて
夕飯は初めてみんなでいただきましょう!ということになり
このツア-では毎回訪れているという Sawatdee というタイ料理のお店へ。
久しぶりにシンハーを飲んで
前菜の盛り合わせや
辛味たっぷりのトムヤムクンなどたっぷりいただきました。
「よく食べるね~」と驚かれるほど ^^
何だか久しぶりの味だったものですから…(笑)
そうそう、ここで Bee さんそっくりの方をお見かけしました。
あまりにもみんながその人の方を見るのでちょっと居心地の悪い思いをさせちゃったかも…
でも、何だかうれしかったです。
Bee さんが「元気に楽しんでる?」って笑ってらっしゃるような気がして。
帰りに乗ったタクシーの運転手さんは超上機嫌で楽しませてくれるしで愉快な夜でした。
この夜は早めに部屋に帰ってゆっくりシャワーを浴びて…
おやすみなさい zzz