立秋を過ぎたからでしょうか、心なしか空が高く、涼しい風が入ってきます。
旅行のお話ばかりで申し訳ありませんが、忘れてしまわないうちにと綴っております。
もう少しおつき合いくださいませ。
ホテルでの4日目の朝食。
前日の夕方ホテルに着いたイタリア人の団体さんと遭遇。
いやいや、もうにぎやか(笑)
誰にでも(もちろん私たちにも)挨拶してくれるし
大きな声で近況報告(と言ってもたぶん昨晩からの・笑)やら情報交換やらやら(?)…
そしてバイキングのパンに
ハムとチーズを挟んでサンドイッチを作ってバッグへ入れてお持ち帰り~(笑)
いやぁもう見事!天晴れ!
それまで数人のお客さんしかいなくてやる気なさそうだったスタッフもこの日は活き活きと楽しそうに働いていました。
私たちも自然と笑ってしまいます。
このエネルギー、真似したいものです。
にぎやかな朝食でお腹いっぱいになって、楽しみにしていた世界遺産のジェロニモス修道院などがあるベレン地区です。
地下鉄レスタウラドーレスから
こんな道をそぞろ歩いてフィゲイラ広場。この広場始発の市電・15番で向かいます。
30分程で着きました。
市電を降りた途端どこの国の観光客もカメラを向けて写真を撮りまくります(笑)
カメラと言えばその昔は日本人観光客のトレードマークのように言われていましたが
今や外国の観光客もスゴイです。
デジイチ(ほとんど日本製)を持っている人がゾロゾロ。
娘が首からぶら下げてスペインへ行った時は目立つと嫌だな、なんて思ったものですが
2年間でだいぶ様相が変わったような気がします。
余談はこのくらいにして…
中では結婚式が行われていました。
ヴァスコ・ダ・ガマの棺。
そして有名な回廊。
期待が大き過ぎたせいかあまりにも写真と同じでちょっと意気消沈(苦笑)
でも!
どこへ行っても何故か気になるガーゴイル!!!
外に出ると次の結婚式に列席する人々が…
お揃いのドレスやスーツを着てちょっと緊張気味の子供たちが可愛くてたくさんの人がカメラを向けていました。
ここから目の前の公園を抜け、広い通りを地下道を通って渡ると発見のモニュメントです。
遠くに見えるのは4月25日橋。
このモニュメントは飛行機が着陸前にリスボン上空をまるで遊覧飛行のようにグルッとまわった時にチラっと見えて感激したのです。
手を合わせているのはザビエルだそうです。
日本は1541年に発見(笑)された!
川沿いを風に吹かれながらベレンの塔を目指して歩きます。
近いようでなかなか着かない…
1番上まで上がれるのですがその螺旋階段がすれ違うことができないくらい細くて…長蛇の列。
これにはちょっとまいりました。
ま、気をとりなおして…
またまたガーゴイル!(笑)
先ほどの修道院まで戻る途中にあるベレン文化センター。
ここに近現代美術のベラルド美術館があるというので寄ってみました。
瓶で作られています。
「ウォホール TV 」という企画展をやっていたり
面白い作品がたくさんありましたが
私が1番好きだったのはコレ。船に小さいお人形がたくさん乗っています。
そして
傍らの大きなモビールからはお魚も…(笑)
こんなに楽しめる美術館がいつでも無料だなんてスゴイです。
ゆっくり展示を見たあとは楽しみにしていたティータイム!
修道院のすぐ近くにはパステル・デ・ナタというエッグタルトで有名な
パスティス・デ・ベレンというお店があるのです。
どこのよりもここのナタが1番美味しいといろんな方が書いてらっしゃったので期待いっぱい!
お持ち帰りだと並ばなければなりませんでしたがお店で食べるのはすぐに入れました。
お店の中、いくつも部屋があってものすごく広いんです。
これですこれです。
外はパリっ!中はあったかいクリームがとろ~っとしています。
いつもの私なら甘過ぎだと思ったでしょうが、疲れていたし、こっくりしたコーヒーとよく合って
ペロッと食べてしまいました。小さいですしね。
勢いで1箱6個入りのお土産まで買ってしまいました(笑)
さ!また元気が出てきましたよ~
続きます…