昨日もブログを投稿しながら
何故これ続けてるのかなぁ?なんて…
確かに最近は何でもすぐ忘れてしまうから備忘録。
でもそれなら日記でいいんだけど…
なんてね。
ま、自分だけが読むものって負の部分をさらけ出し過ぎちゃって
後で読むといい気持ちがしないってこともあるから、と言い訳。
という訳で今日も京都。2日目の始まりです~
今回泊まったのは利便性を重視してホテル近鉄京都駅。
これが大正解!
新幹線の中央改札を出て正面のエスカレーターで1Fに降りたら右手が入り口。
チェックイン前もアウト後も無料でロッカーが使えてホントに便利。
朝食はそのエスカレーターを上がって左手の illy で。
ここのコーヒーは美味しいし、モーニングセットもあるということで ^^
セットのサンドイッチも美味しかったし
スタッフのきびきびした動きと笑顔も1日の始まりを爽やかにしてくれます。
さぁて、そんな朝食のひとときを過ごしてイザ!
前日行った宇治を通り越して木津→加茂、そして1時間に1本のコミュニティバスで岩船寺へ。
睡蓮の池の向こうに三重塔。
この池、ちょっとモネを思わせてくれました。
本堂の中には四天王に囲まれた行基作と言われる阿弥陀さま。
その奥にもとは三重塔に安置されていたという普賢菩薩像。
これは、辰年と巳年生まれの一世一代のお守りだそうで、とっても優しいお顔をなさっていました。
今回は巳年を守ってくださるものに出会いますね ^^
境内の鮮やかなユリ。
門前には「つり店」といわれる
無人の野菜のお店。
ここで満願寺唐辛子、伏見甘長唐辛子、モロッコインゲンを購入!
さ、次のバスまでまだ40分もある…どうしましょ?
実はここから次の目的地の浄瑠璃寺までは石仏がいくつも拝める歩道があるのですが
夫は歩くのあまり…だし
歩くと時間がかかって浄瑠璃寺からの帰りのバスに間に合わないだろうし…
と悩んでいましたら
つり店の前で飲み物を売っていたおばあちゃんが
「せっかく来たんだから歩きなさい」と…
聞けば、30分ほどで着くとのこと。
じゃ!と夫も意を決し!(笑)
Let's go!!!
ちょっとここで余談。
このおばあちゃん、飲み物だけでなくナスやミョウガも売ってらして
ご自分のお昼にと持ってきたナスの天ぷらを我々に振る舞ってくださったのです。
ホントに美味しかったのですが、売られていたナスがちょっと痛み気味で
コレを1日炎天下で持ち歩いていたら家に着く頃には…
で、心苦しかったのですが何も購入せずにお礼を申し上げてお別れしたのでした。
今でもちょっと心残り。
さて、石仏巡り。
おばあちゃんは道に迷うことなんかないよ!とおっしゃってたけど
初めて歩く我々にはちょっとわかりにくいところもあって
2度ほど?になりましたが、勘を頼りに…
先ずは
一願不動。
写真で見て想像していたより大きかった。
お願いを1つだけ叶えてくださるそうです。
歩きにくいところには
こんな風に手すりが取り付けられています。
ここでちょっと寄り道して
わらい仏。
かたわらにはまるでお布団をかけて眠っているような
ねむり地蔵。
もとの道に戻るとしばらく山道。
時々鉄砲の音が聞こえて、やだなぁ、間違って打たれたくないなぁなんて言っていたのですが
どうも、鳥を追い払う音だけのものだったようです ^^;
だんだん開けてきたあたりで
からすの壷。
何のための穴でしょう?
そのすぐそばに
阿弥陀さま。
石の向かって左側には
お地蔵さまが彫られています。
ちょっとわかりにくくてすみません。
竹がとっても涼し気でした。
車道と出会うところに
あたご灯籠。
車道へ出たところで私たちが乗るつもりだったバスに追い越されました~(笑)
でも、もう浄瑠璃寺は目の前!
あまり時間のロスもなく歩きたかった道が歩けてラッキー!
なんて、喜んでいたら思いもよらず
もう1つ!
薮の中の三尊磨崖仏。
向かって右が十一面観音、真ん中が地蔵菩薩、左の違う石に彫られているのが阿弥陀如来。
1262年作、当尾の石仏の中で最古のものだそうです。
さて、いよいよ浄瑠璃寺。
今回私が1番楽しみにしていたのはここの本堂に並んでいる九体の阿弥陀如来像!
この本堂の中です ^^
受付で拝観料を納めて…
何と、300円!
こんなに安いのは初めてで、ますます有難さが増して…
本堂内はもちろん撮影禁止なので残念ですが
時間が止まったような堂内に静かに並ぶ阿弥陀さまの姿は
心を静めて平らにしてくださるような感じ。
ずうっとこの場に居たいと思わせる空間でした。
ここのお庭にも石仏。
本堂と池を挟んで向かい側には
三重塔。
本堂の屋根の上
真っ直ぐ前を見てシャンと立っている姿がカワイイなぁと思って撮ってみました ^^
お庭の花。
ここまでのんびりと拝観していたのですが
気づけば帰りのバスの時間まであと20分ちょっと。
あら?お昼どうしよう?
山門を出たすぐのところにあるお蕎麦屋さんに飛び込んで
次のバスまでにいただけるものありますか?
で、とろろ蕎麦。
やはりバスの時間を気になさっていた名古屋からの女性も同じものを頼んで…
無事、バスに間に合って京都へ戻りました。
京都までの電車では暑さと久々のウォーキングで疲れ果てた夫は爆睡(笑)
そして、まだまだお楽しみは続いたのでした~