8年前の今日は…
日本人にとって、忘れられない衝撃の日となった「3.11 東日本大震災」が起こった日ですね。
熊本地震のときの記録は細かに残しておりますが、東日本大震災の1年後に私が用意した「うさぎの避難用品」を改めて、ご紹介しますのでよろしければ(と言いながら割と真剣に)
参考になさってもらえれば…と思います。
私が用意したもの。
これ熊本地震後にうちの主治医の先生がうさフェスで講演されるための資料としてアンケートに協力した際、
「全回答者の中で、完全な対策をされていたのは、ちょびすけっとさんだけでした」
と後日言われた程度には、きちんと考えて用意しています。
その年のうさフェス講演の模様はコチラ↓
ちゅんちきさんのブログより 兎鳥庵
そしてその詳細は、当時のブログをご覧ください
我が家的、うさぎの災害対策!?(画像はクリックで拡大します)
抜粋しますと、必要なのは
重要度☆☆☆
・機能的なキャリー(ブログ参照)
・数日分のペレット(サンプルなどをジップロックに入れて乾燥剤を+)
↑ジップロックのみで小分けにすると比較的すぐ湿気ります
・水(500ml~1L 程度のペットボトル・軟水を)
↑個体の飲む量にもよりますが、いつもどおりに満タンに入れると無駄になる分が出るので入れる量は考えながら。また、避難所等では人間用にお茶は配布されるが水は得にくいことも念頭に。
・牧草よりもキューブや、ナチュラルファイバー(チモシーのきわみ)など牧草代用品
↑牧草自体を持ち出すのは大きさ的にも、時期によっては衛生的(カビ・ダニなど)にもリスクが高い
・ウォーターボトル
↑できればキャリーに取り付けられる方法を考える(地震だと置型はこぼれてうさぎが濡れる可能性)
・持病の薬
重要度☆☆
・カイロ(貼れるの貼れないの両方)
↑貼るカイロはキャリーの内面に貼れる
・食器
↑当時のブログでは陶器ですが、その後取付タイプにしました
・リード
↑リードがつけられる子はキャリーに入れっぱなしではなく、気分転換に出してあげられる場合もあるかもしれないので
・ビニール袋(ゴミ袋)
・アクアコール
・胃腸を動かす&食欲増進のお薬(あれば心強い)
重要度☆
・ペットシーツやリター(トイレに入れる分としては不要。)
↑キャリーに敷く分としては必要。災害ゴミがものすごいので出来るだけ省ゴミを。
・サプリメント
・叩くと冷える冷却材(夏場用)
こんな感じですが、
大事なのは「慣らしておくこと」
ナチュラルファイバーやキューブ、アクアコールも拒否する子には使えないですし、リードも嫌がって暴れて、怪我させたり逃げてしまうようなことになれば裏目に出ます。
それから上記のちゅんちきさんのブログの講演の中にもありましたが、
「非常時に持って出られるのは、大人1人で荷物2つくらい」がせいぜいです。
そして出来れば手は空ける(リュック・たすきがけ)ことも考る。
ということは、
いざ、避難のときにはうさぎとその用品はひとまとめにキャリーに入る量。
あと一つが自分の荷物。
そのくらいに考えないと避難出来ません。
実際に熊本地震で被災した際には、運よく私はケージごと(2人とも入れて)うさぎを運べたのでこのキャリーを使うことはありませんでした。
でも、災害はいつ起こるかわかりません。「自分ひとりでも確実に避難させられる」ような手筈を整えてください。
以上が3月11日の今日思う「あなたがうさぎにできること」
マリーがこはをペロペロしてあげるver.
うちの子たちは2人とも不妊手術をしていますので、仲良くしても大丈夫