またこの季節が巡ってきてしまいました。
ただの一区切りでしかないとはわかっていても、周りの人たち含め1年後である今日を迎えることがある意味での目標だと
何となく、漠然とみんなの中にあって
なので今日を迎えられて1割くらいはホッとした気持ちと、それでもこれからだってわからないという気持ちが9割ある。
1年前を振り返り、備える事にも支援する事にも使えるような事を記事にしましたので、どうぞ読んでいただけたらと思います。
vol.1は【りぼん】編でした。
vol.2は【ラル】編でした。
vol.3は【マリーと琥珀】編でした。
vol.4は【聞いた話】編でした。
vol.5は【動物のことを総括】編でした
想定外のことからペットを守るために
~熊本地震の体験からvol.6~
【地震の時に役立つもの・そうじゃないもの】
随分ご無沙汰していましたが、地震から1年を機に準備や備えに対する考え方も含めてわかってもらえればいいなと思って、実体験を元に身の周りのものの話など…
まず
・ウェットテッシュ
これはうちでは厚手の「手・口拭き」ノンアルコールタイプの物をラルの散歩終わりの足拭きに使っていました。
玄関に置いていたので地震時にもすぐに取り出せて、人の手拭等の役に立ちました。
それから
・犬のマナー袋
ビニールと袋状ティッシュが一体になったようなもので犬の糞を拾うときに使う物ですが
これ、実際トイレが使えないとき、待てずにどこかで…という時に使えそうです。
日頃からラルの糞を取り慣れているわけですから、
「万一の時は、自分のだって取れるよね?(笑)」という家族間での見解の一致で玄関先に用意していました。
って、実際うちはトイレは問題なく使えたので本当に使用する事はなかったんですが。
あと、りぼんの保護に行くのにアルコール除菌のスプレー(クレート掃除用)とビニールシート(車のシートに敷く用)を用意していたのも役に立ちました。
・アルコール除菌スプレー
倒れたり割れたりして汚れた床や冷蔵庫内の掃除などに。
地震では冷蔵庫の中に入れていた前日の食べ残したおかずや、冷蔵庫に鍋ごと突っ込んでいた味噌汁も冷蔵庫を飛び出し床に落ち、割れた皿と共に散乱していました。
お陰で床はびちょびちょの破片だらけでとても危険。
それが数日後戻ると色んな色のカビが…ね…
・ビニールシート
外にいる時に人も座れる、地面に直接置きたくないものも置ける、雨が降る前には濡らしたくないものに被せてもおけて大活躍!
ここからはペット用品ではないけど、あって助かったものなど…
自分の避難装備品として、またはどなたかに支援なさるときなどにお役に立つといいなと思い書いてみます。
女性用に…
・パンティライナー
お風呂なんてしばらくは入れません。洗濯もまずできません。
なのでこれ。
生理用品を準備してる方は多いと思いますけど、女性はどうぞこちらもご用意を
・メイク落としシート
メイクを落としてないときに地震に見舞われた場合もですが、日中外回りなどの片付けをするときなど日焼け止めを使いたくなりますよね。
でも、避難所や車中生活だと水もメイク落としもないことがあります。そんな時にお役立ちです。
福岡の2人に差入れてもらってからは日焼け止めが使えるようになり、重宝しました。
・オールインワンジェル
これは試供品とかを是非避難用品に投入して欲しいものの一つです。
顔は洗えてもその後の化粧水乳液なんて優雅にしていられません(停電中の場合もありますし)
そんな時に妹のバッグにたまたま試供品のオールインワンジェルが…
普段はオールインタイプのものを2人とも使っていませんが、これは秀逸
それからこれは女性に限ったことではありませんが
・青汁やイージーファイバーなど
非常事態の時に会社や親族からカップ麺や乾パン、サトウのご飯などの支援を頂いたのですが
どうしても栄養は偏ってしまいます。
繊維が取れないので便秘という人が周りに何人もいて、頂いたこういったものに助けられました(うちでは主に父が…笑)
・クッション
逃げる際に頭に載せてヘルメット代わりにしましたし、車中泊の時にもクッションがあると勿論枕として、また腰に当てたり
足を上げたり出来て少し楽です。
・500mlの水(お茶)
車中泊の時にエコノミークラス症候群の防止の為にも水分は重要。
手元に水分を置いておくのにちょうどいいです。
車内に置いてて大きく揺れてもこぼれないし、飲み口が小さいので揺れの最中飲んでも口横からもこぼれにくい。(水筒タイプはその辺りが…)
・油性マジック
避難する際持ち出した物を入れた袋やダンボールに中身を書くのに便利。
また、どうしても家族と同じ品物のペットボトル等飲むことになるのでどれが誰の物かわかるよう記名したり出来る。
・割り箸(ビニールに入ったタイプ)
母が避難用品にたっぷり(笑)入れていたんですが、その中でも未開封だったのにカビが生えていて使えないという物がいくつかありました。
なので持ち出し用品に入れておく場合は、コンビニでくれるようなビニールに入ったタイプの割り箸がいいです。
これだと避難用品をチェックする際に一緒にチェックしてカビてたら新しいのと入れ替えられるので。
仕出しのお弁当に付いてくるような紙袋タイプは避けた方が吉。
・クーラーボックス
これは父の趣味の一つが魚釣りで、いくつかうちにあったので、これにパンなどを入れ出来るだけ温度を一定に密閉したり(保冷材などは使ってないですが)
無事だった食器などをまとめて入れておいて、続く余震で再び倒れて割れたり周りから物が落ちてきて割れたりしないよう、中に入れて保管していました。
・ヤマザキの皿たち
これはあれです。春の。笑
毎年やってる「ヤマザキ春のパン祭り」で点数シールを集めるともらえるお皿’s
うちは母の趣味でこれが沢山!
7、8種×5枚ずつくらいありました。
が、このシリーズで割れていたものは皆無!!!
一部が欠けていたのが2枚くらいでした。
ヤマザキのお皿は本当にスゴイ!
なので、日頃パンを買う機会が多い方は集めてみるの、アリだと思います。
「熊本地震の場合は」になるかもしれませんが、ガスの復旧よりも電気の方が復旧が早かったです。
なので電気が点くようになった後は…
・無洗米
水は無駄に使えません。でも炊飯器があればご飯は炊けるので無洗米は助かりました。
・電気ケトル
早くお湯が沸かせますし、火を使うより安全です。
ここからは、これから買う予定があるなら…の場合の家の備品などですが
・スライドタイプの食器棚
我が家のは観音開きタイプでした。
なので地震で開き食器が飛び出し割れ、最終的にはそれに食器棚が覆いかぶさる形で倒れました。
しかし会社のなどはスライドタイプなので揺れに強く、揺れでは割れていませんでした。
そして会社のものは紐で吊って固定できるタイプの棚なので殆ど無害。
固定してなかったスライドタイプは中身は無事のまま流しにもたれかかっていました。(固定も大事)
・メタルラック
これは何軒かの家でもちゃんと立っていて倒れているのを見ませんでした。
固定するに越したことはないのですが、無理な場合はこういうものもいいみたいです。
・テレビを壁掛けに
これは妹の家や会社もですが、専用の壁掛けの部品を使って壁掛けにしてあったテレビは落ちていませんでした。
テレビ台に置いてあったものなどは落ちていました。
これ、落ちた段階では壊れていなかったかもですが、落ちる際にテレビ台のガラス戸が開きそれに当たって液晶損傷、もう1台はテレビが床に落ちたところでさらに上から物が落ち、同じく液晶損傷…
賃貸物件でないお家は壁掛け推奨いたします。
・長期保存パン
「パネトーネ種を使用した…」とか書いてある長いのは3ヶ月くらい賞味期限のあるデニッシュ系のパンとかをスーパーやドラッグストアで見かけますよね?
沢山もらっても長く取っておけるので、これもとても重宝しました。
・ホット用の紙コップ
カップスープやフリーズドライのお味噌汁などを送ってもらったりしたのですが、入れものの方がなくて…
普通の紙コップを一緒に付けてくれてはいましたが、お湯を注ぐと熱くて持てない!
片づけが進んでからはピクニック用のプラカップを取り出せましたので食べられるようになったのですが
もし支援でそういった物を送られる際は、熱くならないタイプの紙コップも一緒にしてもらえると助かるのではないかと思います。
・空のペットボトル(2Lの)
これも父の好みで湧き水(炭酸水)を汲みに行くことがあるのですが、その都合でうちには100本以上の2Lの空のペットボトルがありました。
一時、数時間水が止まったことがあって給水所にもらいに行ったのですが、よく売ってある5L位入るようなビニールの水入れはいっぺんに沢山入るけど持ちにくいし重いし使いづらいらしいので、ペットボトルにも何本か分けて入れてもらうと使い勝手がいいです。
【逆に役に立たなかったもの】
カセットコンロやローソクはNG
→これは地震だったからですが、余震はひっきりなしに大小ずっと続いていました。
なので「火」は厳禁で、危ないので安全が確認できてる外以外では使用できませんでした。
お風呂のお湯溜め
→大きな地震の後もずっと続く余震で、最初の地震の後に「お風呂の水を張っておけ」と見聞きしましたが
結局何度も何度も揺れているうちに浴槽で大波が起きて洗面室まで水が溢れました。
多すぎるとそうなり、洗濯も出来ない(停電)のに脱衣場にあった洗濯物は床に散乱してるからずぶ濡れ、掃除もままならない状況に陥りました。
水は浴槽の半分くらいまでの方が良さそうです。
(お風呂の出入り口に対して平行に浴槽がある場合。出入り口に対し、垂直にある場合は大丈夫だと思いますが…)
完全自動水洗トイレ
→これはまた聞きなのですが、従来型のタンクのあるトイレの場合は水が止まってもそのタンクに水を入れるなり、直接便器に流し込むなりして、レバーを捻れば流れていくわけですが
最新型のようにボタンを押して流すものや、自動で流れるものは停電の時は本当に使えなく、
ただでさえ貴重な水を7リットル位入れないと流れていかなかったそう
手動のラジオ・充電器
→これは面倒くさくて家にも会社にもあったけど誰も使っていませんでした。
あるに越したことはないんでしょうけど、電池をきちんと準備しておいて普通の製品を使った方がいいかも??
ここからは、本当に余談なんだけど
昔から1つアイディアがありまして、避難所とかに置く仮設のトイレに蓄電池をつけたらどうだろう?と。
そこに蓄えられる電気はエアロバイクみたいな自転車漕いで発電するという仕組み。
することもなく運動不足やエコノミー症候群になりかねない避難所で運動にもなり
その電気でトイレの電気がつき(うちの近くの避難所にあった仮設トイレは入って一定時間3分くらい?で電気が消えた)
そのエアロバイクを漕ぐのやトイレに人が集まってコミュニケーションが生まれれば、それもまた何か
相乗効果があるのではないか?
と、以前から考えております。
どこかのメーカーの方、いかがでしょうか?
アイデア料は1割で!!笑
ひさしぶりに頑張って書いたので、何か一つでもお役に立てるものがあったらいいです♪
そして私事ですが、
この一連の熊本地震を体験した内容を明後日の
ドッグフェスティバルin門司港のステージでお話する機会をいただきました。
シェルレスもブース出展していますので、是非お時間ある方遊びにいらしてくださいね☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c0/51f043d838f0ff315d1223fbd901abe3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/18/95a269522f5e3753959483c143995f23.jpg)
(私は13:20〜のトークです
)
あれから1年。
少し油断している自分も感じますが、自分や家族や動物達のためにも
今週末は見つめ直し、備える作業をしなければと思っています。
動物を飼っている皆様も是非。
その時にこの拙いブログが少しでも参考になれば幸いです。
ただの一区切りでしかないとはわかっていても、周りの人たち含め1年後である今日を迎えることがある意味での目標だと
何となく、漠然とみんなの中にあって
なので今日を迎えられて1割くらいはホッとした気持ちと、それでもこれからだってわからないという気持ちが9割ある。
1年前を振り返り、備える事にも支援する事にも使えるような事を記事にしましたので、どうぞ読んでいただけたらと思います。
vol.1は【りぼん】編でした。
vol.2は【ラル】編でした。
vol.3は【マリーと琥珀】編でした。
vol.4は【聞いた話】編でした。
vol.5は【動物のことを総括】編でした
想定外のことからペットを守るために
~熊本地震の体験からvol.6~
【地震の時に役立つもの・そうじゃないもの】
随分ご無沙汰していましたが、地震から1年を機に準備や備えに対する考え方も含めてわかってもらえればいいなと思って、実体験を元に身の周りのものの話など…
まず
・ウェットテッシュ
これはうちでは厚手の「手・口拭き」ノンアルコールタイプの物をラルの散歩終わりの足拭きに使っていました。
玄関に置いていたので地震時にもすぐに取り出せて、人の手拭等の役に立ちました。
それから
・犬のマナー袋
ビニールと袋状ティッシュが一体になったようなもので犬の糞を拾うときに使う物ですが
これ、実際トイレが使えないとき、待てずにどこかで…という時に使えそうです。
日頃からラルの糞を取り慣れているわけですから、
「万一の時は、自分のだって取れるよね?(笑)」という家族間での見解の一致で玄関先に用意していました。
って、実際うちはトイレは問題なく使えたので本当に使用する事はなかったんですが。
あと、りぼんの保護に行くのにアルコール除菌のスプレー(クレート掃除用)とビニールシート(車のシートに敷く用)を用意していたのも役に立ちました。
・アルコール除菌スプレー
倒れたり割れたりして汚れた床や冷蔵庫内の掃除などに。
地震では冷蔵庫の中に入れていた前日の食べ残したおかずや、冷蔵庫に鍋ごと突っ込んでいた味噌汁も冷蔵庫を飛び出し床に落ち、割れた皿と共に散乱していました。
お陰で床はびちょびちょの破片だらけでとても危険。
それが数日後戻ると色んな色のカビが…ね…
・ビニールシート
外にいる時に人も座れる、地面に直接置きたくないものも置ける、雨が降る前には濡らしたくないものに被せてもおけて大活躍!
ここからはペット用品ではないけど、あって助かったものなど…
自分の避難装備品として、またはどなたかに支援なさるときなどにお役に立つといいなと思い書いてみます。
女性用に…
・パンティライナー
お風呂なんてしばらくは入れません。洗濯もまずできません。
なのでこれ。
生理用品を準備してる方は多いと思いますけど、女性はどうぞこちらもご用意を
・メイク落としシート
メイクを落としてないときに地震に見舞われた場合もですが、日中外回りなどの片付けをするときなど日焼け止めを使いたくなりますよね。
でも、避難所や車中生活だと水もメイク落としもないことがあります。そんな時にお役立ちです。
福岡の2人に差入れてもらってからは日焼け止めが使えるようになり、重宝しました。
・オールインワンジェル
これは試供品とかを是非避難用品に投入して欲しいものの一つです。
顔は洗えてもその後の化粧水乳液なんて優雅にしていられません(停電中の場合もありますし)
そんな時に妹のバッグにたまたま試供品のオールインワンジェルが…
普段はオールインタイプのものを2人とも使っていませんが、これは秀逸
それからこれは女性に限ったことではありませんが
・青汁やイージーファイバーなど
非常事態の時に会社や親族からカップ麺や乾パン、サトウのご飯などの支援を頂いたのですが
どうしても栄養は偏ってしまいます。
繊維が取れないので便秘という人が周りに何人もいて、頂いたこういったものに助けられました(うちでは主に父が…笑)
・クッション
逃げる際に頭に載せてヘルメット代わりにしましたし、車中泊の時にもクッションがあると勿論枕として、また腰に当てたり
足を上げたり出来て少し楽です。
・500mlの水(お茶)
車中泊の時にエコノミークラス症候群の防止の為にも水分は重要。
手元に水分を置いておくのにちょうどいいです。
車内に置いてて大きく揺れてもこぼれないし、飲み口が小さいので揺れの最中飲んでも口横からもこぼれにくい。(水筒タイプはその辺りが…)
・油性マジック
避難する際持ち出した物を入れた袋やダンボールに中身を書くのに便利。
また、どうしても家族と同じ品物のペットボトル等飲むことになるのでどれが誰の物かわかるよう記名したり出来る。
・割り箸(ビニールに入ったタイプ)
母が避難用品にたっぷり(笑)入れていたんですが、その中でも未開封だったのにカビが生えていて使えないという物がいくつかありました。
なので持ち出し用品に入れておく場合は、コンビニでくれるようなビニールに入ったタイプの割り箸がいいです。
これだと避難用品をチェックする際に一緒にチェックしてカビてたら新しいのと入れ替えられるので。
仕出しのお弁当に付いてくるような紙袋タイプは避けた方が吉。
・クーラーボックス
これは父の趣味の一つが魚釣りで、いくつかうちにあったので、これにパンなどを入れ出来るだけ温度を一定に密閉したり(保冷材などは使ってないですが)
無事だった食器などをまとめて入れておいて、続く余震で再び倒れて割れたり周りから物が落ちてきて割れたりしないよう、中に入れて保管していました。
・ヤマザキの皿たち
これはあれです。春の。笑
毎年やってる「ヤマザキ春のパン祭り」で点数シールを集めるともらえるお皿’s
うちは母の趣味でこれが沢山!
7、8種×5枚ずつくらいありました。
が、このシリーズで割れていたものは皆無!!!
一部が欠けていたのが2枚くらいでした。
ヤマザキのお皿は本当にスゴイ!
なので、日頃パンを買う機会が多い方は集めてみるの、アリだと思います。
「熊本地震の場合は」になるかもしれませんが、ガスの復旧よりも電気の方が復旧が早かったです。
なので電気が点くようになった後は…
・無洗米
水は無駄に使えません。でも炊飯器があればご飯は炊けるので無洗米は助かりました。
・電気ケトル
早くお湯が沸かせますし、火を使うより安全です。
ここからは、これから買う予定があるなら…の場合の家の備品などですが
・スライドタイプの食器棚
我が家のは観音開きタイプでした。
なので地震で開き食器が飛び出し割れ、最終的にはそれに食器棚が覆いかぶさる形で倒れました。
しかし会社のなどはスライドタイプなので揺れに強く、揺れでは割れていませんでした。
そして会社のものは紐で吊って固定できるタイプの棚なので殆ど無害。
固定してなかったスライドタイプは中身は無事のまま流しにもたれかかっていました。(固定も大事)
・メタルラック
これは何軒かの家でもちゃんと立っていて倒れているのを見ませんでした。
固定するに越したことはないのですが、無理な場合はこういうものもいいみたいです。
・テレビを壁掛けに
これは妹の家や会社もですが、専用の壁掛けの部品を使って壁掛けにしてあったテレビは落ちていませんでした。
テレビ台に置いてあったものなどは落ちていました。
これ、落ちた段階では壊れていなかったかもですが、落ちる際にテレビ台のガラス戸が開きそれに当たって液晶損傷、もう1台はテレビが床に落ちたところでさらに上から物が落ち、同じく液晶損傷…
賃貸物件でないお家は壁掛け推奨いたします。
・長期保存パン
「パネトーネ種を使用した…」とか書いてある長いのは3ヶ月くらい賞味期限のあるデニッシュ系のパンとかをスーパーやドラッグストアで見かけますよね?
沢山もらっても長く取っておけるので、これもとても重宝しました。
・ホット用の紙コップ
カップスープやフリーズドライのお味噌汁などを送ってもらったりしたのですが、入れものの方がなくて…
普通の紙コップを一緒に付けてくれてはいましたが、お湯を注ぐと熱くて持てない!
片づけが進んでからはピクニック用のプラカップを取り出せましたので食べられるようになったのですが
もし支援でそういった物を送られる際は、熱くならないタイプの紙コップも一緒にしてもらえると助かるのではないかと思います。
・空のペットボトル(2Lの)
これも父の好みで湧き水(炭酸水)を汲みに行くことがあるのですが、その都合でうちには100本以上の2Lの空のペットボトルがありました。
一時、数時間水が止まったことがあって給水所にもらいに行ったのですが、よく売ってある5L位入るようなビニールの水入れはいっぺんに沢山入るけど持ちにくいし重いし使いづらいらしいので、ペットボトルにも何本か分けて入れてもらうと使い勝手がいいです。
【逆に役に立たなかったもの】
カセットコンロやローソクはNG
→これは地震だったからですが、余震はひっきりなしに大小ずっと続いていました。
なので「火」は厳禁で、危ないので安全が確認できてる外以外では使用できませんでした。
お風呂のお湯溜め
→大きな地震の後もずっと続く余震で、最初の地震の後に「お風呂の水を張っておけ」と見聞きしましたが
結局何度も何度も揺れているうちに浴槽で大波が起きて洗面室まで水が溢れました。
多すぎるとそうなり、洗濯も出来ない(停電)のに脱衣場にあった洗濯物は床に散乱してるからずぶ濡れ、掃除もままならない状況に陥りました。
水は浴槽の半分くらいまでの方が良さそうです。
(お風呂の出入り口に対して平行に浴槽がある場合。出入り口に対し、垂直にある場合は大丈夫だと思いますが…)
完全自動水洗トイレ
→これはまた聞きなのですが、従来型のタンクのあるトイレの場合は水が止まってもそのタンクに水を入れるなり、直接便器に流し込むなりして、レバーを捻れば流れていくわけですが
最新型のようにボタンを押して流すものや、自動で流れるものは停電の時は本当に使えなく、
ただでさえ貴重な水を7リットル位入れないと流れていかなかったそう
手動のラジオ・充電器
→これは面倒くさくて家にも会社にもあったけど誰も使っていませんでした。
あるに越したことはないんでしょうけど、電池をきちんと準備しておいて普通の製品を使った方がいいかも??
ここからは、本当に余談なんだけど
昔から1つアイディアがありまして、避難所とかに置く仮設のトイレに蓄電池をつけたらどうだろう?と。
そこに蓄えられる電気はエアロバイクみたいな自転車漕いで発電するという仕組み。
することもなく運動不足やエコノミー症候群になりかねない避難所で運動にもなり
その電気でトイレの電気がつき(うちの近くの避難所にあった仮設トイレは入って一定時間3分くらい?で電気が消えた)
そのエアロバイクを漕ぐのやトイレに人が集まってコミュニケーションが生まれれば、それもまた何か
相乗効果があるのではないか?
と、以前から考えております。
どこかのメーカーの方、いかがでしょうか?
アイデア料は1割で!!笑
ひさしぶりに頑張って書いたので、何か一つでもお役に立てるものがあったらいいです♪
そして私事ですが、
この一連の熊本地震を体験した内容を明後日の
ドッグフェスティバルin門司港のステージでお話する機会をいただきました。
シェルレスもブース出展していますので、是非お時間ある方遊びにいらしてくださいね☆
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/51/c0/51f043d838f0ff315d1223fbd901abe3.jpg)
![](https://blogimg.goo.ne.jp/user_image/2d/18/95a269522f5e3753959483c143995f23.jpg)
(私は13:20〜のトークです
)
あれから1年。
少し油断している自分も感じますが、自分や家族や動物達のためにも
今週末は見つめ直し、備える作業をしなければと思っています。
動物を飼っている皆様も是非。
その時にこの拙いブログが少しでも参考になれば幸いです。