ご遺体搬送の徒然日誌

日本全国を走り回る遺体搬送屋の徒然日誌!

斎場のルール

2016年09月24日 | 日記
今日も雨・・・

昨日も雨・・・

ずーっと雨・・・・

青空はどこへ行ったのやら???


さて、一部の地域を除き火葬場(斎場)は主に各自治体で運営しております。

市町村レベルの運営なので、各斎場によって予約方法・申請方法・使用方法など全て異なり、故人の住民登録地の火葬場を使う事になります。

最近の火葬場は式場が併設されていることが多く、使用するにあたってさくさんのルールが定められております。

我々葬儀社は、そのルールに基づいてご遺族の皆様にご協力いただいてます。

ただ、そのルールがとても緩い所もあれば厳しい所もあり、え、何それ???って感じるルールもあります。

地元の葬儀社であれば、そのルールを熟知しているので問題ないのですが、他県から来る葬儀社だと戸惑ったりすることが多いようです。

このルールがとても曲者でして、葬儀を円滑に進めるにあたって担当者は熟知しなければなりません。

ルールを理解していないと思わぬところでトラブルになったり、全体の進行が大幅に変更になったりして大切なお葬式が台無しになってしまいます。


当社では大和斎場をメインとして利用しておりますが、大和斎場独自のルールが存在します。

お通夜のお清め(お食事)は、お坊さんの読経が終了してから開始するというローカルルール。

関東では一般的に、会葬者のお焼香が終わったらそのまますぐに「お清め(食事)」となりますが、大和斎場では禁止事項です。

このルールが制定された当初は、会葬者・ご遺族からの厳しいご意見を多数いただきました。

我々担当者は、なんとかご理解してもらえるよう説明するのですが、気分を害したお客様が大多数いたのを今でも覚えております。

現在では、ご遺族の方も十分理解してもらえてるので大変有難く感じております。

その他の市営斎場でも、市民のお葬式になぜ市の方針がそこまで介入するの???っていうルールもあります。

一体誰のための市営斎場なのか?

市民のための斎場なのに、市民のためになっていないように感じることが多くなってきたように思います。

利用者が増えれば、それだけルールの厳格化も必要で、我々葬儀社もできるだけご遺族にご協力を願い、斎場側にも迷惑のかからないよう日々配慮しています。

時間には厳しいのは理解できますが、1分早く到着しても霊柩車から棺を降ろすことができない理由は何でしょうか???

1分が2分、2分が3分、みたいな感じになって時間にルーズになるからなのでしょうか???

車のハンドルに遊び部分があるように、時間の配分にも少しの余裕があった方が良い気がします。

葬儀に関わる全てのスタッフが、すごくピリピリしている気がしました。

と感じたのは私だけかもしれませんが、何事にもゆとりをもってお仕事がしたいものですね!


葬儀のはるかセレモニー

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