とても静かなGWが始まりました。
来年には賑やかなGWになるといいですね。
毎年GW中のご遺体搬送は渋滞との闘いです。時間を考慮しながら大渋滞を回避し定刻通りに到着するように運行しております。
コロナ禍になり都市部大病院からの長距離依頼は激減しました。
コロナ感染者数が多い東京都内の病院には入院しづらいのかもしれませんね。
さて、今回は長距離搬送の道中ってどんな感じなのかを紹介したいと思います。
まずは、ご搬送の依頼がありましたらお亡くなりになられた場所(病院等)へお迎えに行きます。
病院では数時間以内にご遺体を引き取りに行かなければなりません。
↑ 病院の霊安室前で待機です。
しばらくすると、病院関係者の方からご家族と会う許可が下り「お名前・連絡先・到着先住所・到着時間・料金等」の確認と今後の流れをご説明し「死亡診断書」のコピー1枚を預かります。
ここで長くお話しするとお医者様や看護師さんを待たせる事になってしまうので、5~10分位で簡潔にわかりやすくご説明する様心がけてます。
そして、病院を出発。
ご家族はここでお見送りをして、各々帰郷していただきます。
故人様は、当社安置施設へ一旦移動しご納棺・ドライアイス処置を行い故郷へ向けて出発です。
※お写真では搬送距離が500㎞以上なので安全を考慮しお棺に納棺いたしました。
↑ 移動中はお棺が動かないようにしっかりと固定します。
出発時刻は、到着時刻・渋滞予測を考慮して決めております。
500㎞以上の場合だと、万が一に備えて3パターン位のルートを事前に考えています。
↑ ひたすら走ります・・・
ナビの到着予定時刻と睨めっこして休憩時間も考慮しながらの運転です。
↑ 約250㎞又は2~3時間毎に15分程度の休憩とご遺体の状態確認を必ず行います。
私は、各高速道路の休憩するサービスエリアを決めています。
なので、いつも同じサービスエリア
食事は基本的に車内で済ませます。
満腹状態は眠くなるので、腹5分目位にしておきます。
到着1時間前にご家族へ連絡し、ご安置するお部屋の準備を整えてもらいます。
予定時刻の±10分位で無事に到着です!
お部屋にご安置後、地元葬儀社様へ引き継ぎを行います。
死亡診断書のコピーをご家族に返却しご精算となります。
これでご搬送業務が完了です。
この後は・・・
すぐに帰ります
このような運行スケジュールで日本全国走りまくってます。
なので、日本全国の主要道路はある程度頭に入ってしまいました~