驚きました。

日々、たくさんのご葬儀をお手伝いさせていただいてると色々な出来事があります。
今回のお話は、非常に驚いた事が起りました。

それは、自宅でのご葬儀で、その日はとても寒い日でした。
自宅葬は、よく道路上にテント等を設営し受付・お清め等を行うのですが、今回のご葬儀は家族葬というコンセプトでしたので、敢えてテントの設営は行いませんでした。

祭壇等の準備は午前中に行い、午後は納棺の予定です。
通夜は真冬＆家族葬という事もあり、17時開式の時間設定にしました。

15時位から親戚達が集まり、納棺などを行っていたらあっという間に17時の開式時間！
今回の葬儀はY君が担当なので自宅内で司会等を行っており、私は外で受付や会葬者の対応に追われておりました。
当初、家族葬だったのですが、自宅で葬儀を行っているのでご近所の方もたくさんご参列し、結構てんやわんや

そして順調に問題もなくお通夜の式が進んでいき、外もひと段落してホッとしていた所・・・

ん？　　なんだ？？？？

不審人物が二人ウロウロしてるな・・・

会葬者かと思いよぉく見ると、ちょっと服装が違う。

その人はお向かいのマンションに何度か出入りしている模様・・・
どうやらガス会社か警備保障の方みたいです。

もしかしたら、葬儀の車両が邪魔したりして迷惑をかけているかと思い、注意してその方達の行動を見ておりました。

すると、どこからかサイレンが聞こえます。

だんだんと大きくなってきて、おっ！　近いぞ！！！　と思った瞬間・・・


私の目の前に停車！！！　消防車2台　＋　救急車1台　です。

私は、「？？？」放心状態。。。

住職は読経の真最中。
親族は、なんだ？なんだ？って騒ぎだす始末です。
もし、テントを設営していたらと思うと・・・　ゾッとしました。

10～15分位救急隊員の行動に注視しながら通夜は滞りなく終了。

と思った時、見覚えのある警察車両が・・・　しかも鑑識です。

ここで、同業者の方ならすぐにピン！とくるでしょう。

すると、消防車は救急車だけを残して帰っていきます。

通夜も無事に終わり、喪服を着た親戚・会葬者が見守る中、あわただしく鑑識チームがマンションへ入っていきます。

私＆スタッフY君は、「鑑識だよ。やっぱり・・・　だよね・・・」　と・・・

しばらくすると、救急車もサイレンを鳴らさずに帰って行きました。

これで決定的です。

そう・・・　　そのマンションのお部屋で、どなたかがお亡くなりになられていたのです。
私たちが朝から準備をしている間、すでに亡くなっていたのかもしれません。

そう考えるとちょっと複雑な気持ちになります。

通夜の方は、無事に終わって落ち着いたので私たちスタッフ一同、とりあえず引き揚げました。

翌日、知り合いの葬儀屋さんに別件で電話したところ、「今、○○病院で解剖中だよ。。。」
私は「えっ？？？　ひょっとして○○○マンション？？？」
葬儀屋さん「そう！そう！　何で知ってるの？？？」
私「だってお向かいで葬儀をしていたから・・・」

こんなことってあるのでしょうか？
葬儀しているお向かいの家で、お亡くなりになっているなんて・・・
私も長い事、この仕事をしておりますがこんな事は初めての経験でした。

後で聞いた話ですが、その方は自ら命を絶ったそうです。。。

お悔やみ申し上げます。

市議会選挙っ！

大和市は4月24日に、大和市長選と市議会議員の選挙があります！

候補者の主張・特徴・抱負ってわからないとおもいませんか？
選挙用紙の封筒に、候補者のリストも同封してくれればいいのに～！っていつも思います。

それと先週、県議会の選挙もあったのになぜ一緒にやらないのでしょう？？？
一緒にやれば、経費の削減にも繋がるのにな～って思います。

一般企業とか各家庭など節約をしているのに、どうも役所の行う事は空回りの事が多いような気がしてなりません。

こんなことを思うのは私だけでしょうか？？？

葬儀屋の仕事っ！

おはようございます。

私的な用事がございまして数日間ブログ更新ができませんでした。
本日からまた再開しますのでよろしくお願いしますっ！

仕事が完全に落ち着いてしまっております。
葬儀屋さんのお仕事は、お葬式がないとやる事がありません。
といっても、待つのも立派な仕事なのです。

この“待つ”という時間をいかに有効活用するかなのですがこれがまた難しい・・・

経営者側は、この待つ時間が長くなってくると段々とイライラしてきてしまいます。
そして、この待つ時間をできるだけ少なくするのに色々と試行錯誤します。
一方、従業員側も、待つという拘束時間の過ごし方が意外と難しい。。。というかすごく難しい！

これは、葬儀屋さんの永遠のテーマですね

自宅葬っ！

最近のお葬式は色々なスタイルがあります！
仏式にとらわれず無宗教で行うお別れ会もすごく増えてきました。
その背景には、様々な小さな問題が段々と露呈されてきたと思います。
その一つが、核家族化の影響が最も大きいですね。
昔は、お葬式があるとご年配の親戚の方が結構取り仕切っておりました。
どっちが喪主さん？？？っていうくらいに色々とご指導してたものです・・・

その時代の葬儀は、とても厳粛な雰囲気があり現代の様なセレモニー的な要素は少なかったですね。
祭壇は、当然白木祭壇！　お花は和菊！　花輪は出して当たり前！
今みたいな斎場がないので自宅での葬儀が普通でした。

ちなみに、ご自宅での葬儀だと、担当者の力量や経験が一発でわかっちゃうんですよ～
設営の段取りの仕方、レイアウト、出棺までの時間配分、会葬者の導線等　色々とわかっちゃうんです！

経験豊富な担当者だと、２～３時間もあれば設営の準備が完了しますが、経験が浅い担当者だと丸一日かかってしまうんですよぉ～

10～15年位のキャリアをお持ちの担当者であれば、3時間で設営完了して当たり前ですね！
7年未満の担当者だと4～5時間位かかります。
新米だと朝からずっと設営に時間がかかります。

という私の偏見ですが同業者の方いかがでしょう？？？

でも、皆さん安心して下さいね。自宅での葬儀はベテランが担当します
それには、色々と理由があるんです。
自宅での葬儀って色々とハプニングがつきものなんです。
例えば天候。晴れの場合であれば問題ないのですが、途中から雨・雪が降ってきたり、そのような場面でどのように対応していくかを常に考えています。
霊柩車の到着時間のズレ。移動時間への考慮等いろいろ考えだすとキリがないのですが、考えられる状況を全て把握しながら葬儀を進めていきます。なのでベテランでないと無理なんです～

ご自宅での葬儀も完ぺきにできますのでご用命の際には「はるかセレモニー」までご連絡ください！

ポスティングっ！

ここ数日ですっかり暖かくなってきましたね。
桜も散り始め、新緑が綺麗です！

葬儀業界は今の季節から6月位まで、お亡くなりになる方が減少し一年を通して一番落ち着く時期となります。
昨日は、ポスティングをしてきました。
普段、あまりポスティングは行わないのですが久しぶりに配布をしたら１時間位で500部程配れたかな？
歩いていたら暑くなってしまい、普段の運動不足がたたってしまいました。

歩くと意外な発見とかしたり、町の風情が伝わって良いものですね