自然学校発 黒松内だより

蘭越町立三和小学校


全校生徒10人、教員4名の小さな学校、三和小学校の皆さんが宿泊体験学習でやってきました。昨年まで自然学校の山村留学生が通っていた閉校になった学校と同じくらいの規模です。1年生から6年生まで皆兄弟姉妹のような感じです。

  

開会式のオリエンテーションでは、たまたま自然学校に滞在中だった、南極観測隊通算8回の隊員であり、隊長も務めたことがある極地研究所の本吉教授に、プログラム予定がある「化石」とは何かというショートのトークをして頂きました。

その後は、インタビュー自己紹介ゲーム、黒松内周辺にすむ動物達の名前当てクイズ「私は誰でしょう」を実施。 3日間の活動の中で見ることができそうな、カワセミ、ウミウ、サケのこと、ヒグマやエゾシカも住んでいる話やそれぞれの動物の関係性について話をしました。 カードには「人間」も含まれています。

なんと言っても「人間」の力が地球上で大きくなり過ぎていること、それが他の動物達が生きられるかどうかに、大きく影響を与えていることなどを話しました。小学1年生もいるので、ちょっ・・」と感じてくれるだけでも 小さい子は良いかと思っています。

  

ちょっと一休みしてから身体を使う活動を展開。○×クイズで追いかけっこ、徐々に序に折りたたんでゆくシートに全員が乗るゲーム(課題解決のイニシアティブゲーム)を実施しました。

  

お昼のお弁当を食べてから「森へ行こう」 添別のブナ林へ。低学年は虫めがね隊を編成。上級生はカモフラージュゲームをしてから、人間の感覚器官についての話を聞きました。雨に濡れた森には、カエルやカタツムリ、そしてまだセミもいました。

  

今回の体験学習のもうひとつのメインは、「自炊活動」です。2泊3日、今日のお弁当以外、全て子ども達が食事を作ります。 食堂の使い方の説明も真剣に聞いていました。先生方のアドバイスを受けながらも、こちらが予想する以上にスムーズにカレーライスと白玉だんご入りのフルーツポンチを作りました。 スタッフもごちそうになり、お皿まで洗ってもらいました。
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