自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

ぶなの森の春キャンプ3日目~最終日~

2021年03月31日 15時32分15秒 | 子ども向け主催事業

(1日目の様子→コチラ 2日目の様子→コチラ

最終日の朝。
土が凍っています。昨晩は冷え込んだ様子。
外で寝ていた2人とスタッフ、やはり寒かった人もいたようですが、
昨晩の月がきれいだったとのこと。中で寝ていた人も部屋の中からも月の光が見えていたそうです。

はやめに起きていた一人と、おまけの朝仕事でゴミ捨てに。

 

他の人も起きて来たので、朝仕事の時間まで自由時間。
男子組は体育館でバドミントンが今回ブームです。

今日は良い天気!
コケッツにえさをあげ、昨日に続き、だっこ。
白のウコッケイはだいぶ慣れてきたよう。

 

裏の白樺樹液は、ペットボトルが2本とも満杯に!フィルターでこしたものは、この後おみやげ用にペットボトルにつめました。

 

コケッツのごはんづくりを手伝いにきてくれたり、UNOで遊んだりしえいると

 

朝ごはんの時間に!
今朝のメニューはごはん、豆腐とわかめのお味噌汁、きんぴらごぼう、春雨サラダ、白菜とわかめのおひたし、たら、りんごです。
昨日外で寝ていた話や、何の話か忘れましたが、みんなよく笑っていました。

   

ご飯を食べたら、最終日も裏の森で過ごします。
3日連続のたき火。今日はスムーズに火がつきました!
早速火に白樺樹液の入ったお鍋をセットし、煮詰めてバーチシロップ(白樺シロップ)に。

 

  

こちらも昨日に引き続き、マツの葉の蒸留器もセット。
マツの葉ヘアアクセが流行っています。

   

こちらはふったと昨日蒸留してできたトドマツの芳香蒸留水に精製水やエタノール、他の植物のアロマオイルをくわえて、
虫除けスプレーづくり。
好きな香りのするアロマオイルをそれぞれが選んで組み合わせているので、オリジナルブレンドのスプレーになっています。

  

  

たき火で役に立ちそうなものをつくるために材料探し…

自作したイタドリの火吹き棒が大活躍。
男子チーム、ほど良いチームワークで燃やす木を集めたり、火の番をしたり。

  

大きいファイヤーサークルは主に女子チームが担当。マツの葉がパチパチ。
 

朝のおやつのマシュマロ。
良い感じに焼けるようになっている人が増えているような。
    

突如はじまった長靴投げ大会。
 

最後に、3日間活動した森で集合写真をパチリ。と、その後の一コマ。

 

最後は荷物を片づけて、帰りの準備をしたら使った部屋や廊下をみんなで掃除。

  

お歌の時間。

キッチンまりこでの最後のごはんはあったかごはんにおいなりさん、ヨーグルトorバナナ。

  

みんなに、今回のキャンプで楽しかったことアンケートをとってみました。
棒パンづくり(焼くところではなくこねるのが好きだった人が多数)、香りの蒸留やスプレーづくり、たき火、などなどが楽しかったよう。

朝たき火でにつめていたバーチシロップ(白樺樹液のシロップ)を味見。メープルシロップとはまだ違う感じ!

 

 

最後にみんなにおみやげを渡して解散です。


明日から、学校はまだですが正式にみんなは進級し、私たちも新しい年度がはじまります。
そんな決して長くない貴重な春休みの3日間をぶな森で過ごしたいと思ってくれたみんな、
送り出してくださった保護者の方々にいつもいつも感謝です。

日に日に雪解けが進んでいるように、どんどん季節もかわっていく中で、
例えば今回はトドマツの葉を使った蒸留を、今度はその季節に生えている植物でやったり、
フキノトウの天ぷらが、次から次へと出てくる他の山菜の天ぷらになったり。
同じ活動でも季節によって楽しめるし、また別のフィールドでも楽しいことがたくさん。

泊りも日帰りも、そのときの自然を感じ、楽しむことができるような活動を来年度も行っていく予定です。
またいつでもぶな森でお待ちしています!

(ちこ こと 大類幸子)

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