自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

【文章追加版】1日目はたらく馬と森キャンプ~イエティくらぶ10月度

2022年10月09日 20時20分52秒 | 子ども向け主催事業

【文章が途中ですが、まずは写真のみ最後までアップします。
文章を付け加えた最終版は明日お届けさせていただきます🙇】

 

10月の3連休をつかってのイエティくらぶ10月度第二弾は、
豊浦町で馬と暮らす、Horsemade Landscapeの鈴木ビックさん&たまきさん、そして馬たちを訪ねて「はたらく馬と森キャンプ」。
当初9月に予定されていましたが、延期しての実施となりました。

はたらく馬と人の手により整備されている森の中での野外泊の予定は、
2日目の雨予報により変更。
馬との活動は日帰りとなりましたが、1日目はお天気にも恵まれ、
日が暮れる直前までたっぷりと活動してきました。


それでは、今日1日の様子をお届けします👇

 

まずはそれぞれの場所から黒松内ぶなの森自然学校に集合!


今日のメンバーやスケジュールを確認。
他の場所で馬を見たことがある人は結構いる様子。
さて、今日このあと行く場所は、どんなところでしょうか?


準備を整えたら早速豊浦町へ出発!
1時間弱のドライブです。途中、見えてきた太平洋や羊蹄山に、「おぉーっ!」。

山道を少し行き、見えてきた広がる草原には…馬が2頭!

着きました。草をムシャムシャ食べています。
車からおりて、、一歩進むごとに見つかる大小のバッタやコオロギに血が騒ぐ!
早速いろいろ捕まえています。

 

少し落ち着いて…まずはお外でお昼ご飯。
バックには馬が。なかなか無い光景。

 

犬の”そら”と”くも”もお出迎えしてくれました。

ご飯を食べて、少し虫をおいかけまわしたら、

いよいよ馬たちと過ごす時間。
馬の”花雪”が、このあとの作業の準備に馬小屋のほうに戻ってきました。
後を着いていきながら、花雪の歩幅にびっくりするみんな。

まずは
ビックさん、たまきさんから、昨年高知県から花雪と一緒に引っ越してきたこと、
花雪は9歳、人間でいうと40歳ぐらい、もう1頭の愛星(あいせい)はまだ仔馬で、1歳半ぐらいということ、
馬の体のことについてや、馬のまわりで注意すること、など教えてもらいました。
 


私達も、挨拶がわりにブラッシングさせてもらいます。
このかたいブラシが馬には良いそうです。今日一日、よろしくお願いします!の気持をこめて。

    

馬の腸はとても長いこともあり、よくきいてみるとお腹でグルグルしてる音が聞こえるときき、早速試すみんな。

 

実は馬は中指で立っていた…!その跡をみせてもらったり、

蹄の裏をのぞいてみたり。間近で観察し、気になったことはすぐに教えてもらえる…!

  

このあとの作業のため、花雪につける馬具をひとつひとつ紹介してくれました。
これは、馬の口にくわえさせて、こちらのお願いを馬に伝える道具だそう。

花雪の準備がととのったら、畑へ移動!

犬のそらとくもも走ってやってきました。

畑でつかう”プラウ”という道具。

今日は、畑の土を馬で耕す、”馬耕(ばこう)”を体験させてもらうことに。
まずはお手本を見せてくれました。
こうして雪が降る前に耕し、草が雪の下で分解しやすくするそうです。

順番に一周ずつまわらせてもらいました。
なかなか大変そう!ですが、みんなからは”ぼく(わたし)何もやってないよ!!”と。
私もやってみてなるほど。大変なひっぱる力業は花雪がしてくれるので、
人間はどんどん進む花雪に必死についていくのみ。でもまっすぐ進むには、微妙な力加減など、コツが必要そうです。
ビックさんからも”上手だね!”の声をいただきました。
   

順番をまっているあいだは、もう一頭の馬、愛星(あいせい)に触らせてもらったり、虫をつかまえたり。

耕したふかふかの土で、愛星がゴロンと寝転がるのを見て、
”どれだけふかふかか試してみたい!”とまねしてみる人達も。

 

 

馬耕で馬と息を合わせての作業を体験したあとは、
体で花雪の力強さを感じる馬ぞり体験!
体感スピードはとっても速い。
走る花雪のたてがみが揺れる様子がとてもきれいでした。

 

ありがとう!と草をささげる人達。

 

またまた、待っている間はバッタが大漁だったり、愛星とふれあって、気持ち良い~としたり。

  

終了後、花雪が装着していた道具を運ぶのを手伝いながら、
”重っっ!”とあらためてこれをつけて、みんなを走ってひっぱった花雪の力強さを感じます。

花雪たちにはすこしおやすみしてもらい、
私達はみんなで整備している森の中に。
まずは探検!

川を発見。近くには馬の足跡らしきものもあったので聞いてみると、
花雪たちがここで水をのんだり水浴びをしたりするそう。

カエルも発見。

 

別の道をいくと、建設中の小屋と焚き火スペースを発見!
”これは何ですか??” ”えっ人の手で作ってるの!”とびっくり。

”地面に落ちている枝や刈った笹などを燃やすとこの場所の整備にもなるんだよ”
と聞いて、みんなも焚き火させてもらうことに。

 

どんどん木や笹を集めます。

  

ソラと触れあったり、花雪と愛星に笹をあげたり。

 

愛星が、”遊ぼうよ~”とビックさんの帽子をハムハムしにくる場面も。
焚き火したり、枯れ葉をあつめたり…思い思いに過ごすなかに、馬も自然といる、そんな風景。

 

枯れ葉ベッドが大人気。

 

何かを刺すようの串職人もあらわれましたよ。
コオロギやバッタを串刺しにして、焚き火で焼いたものを食す人達も。

最後に、ビックさんとたまきさんに、花雪たちのことを質問させてもらったり、
”オシアンクル”というこの場所の名前を教えてもらったり、
なんでトラクターではなく馬と畑をたがやすのか…いろいろお話してもらいました。

  

最後に、明日のクラフトで使わせてもらう木材として、
白樺を花雪に馬搬(ばはん)で運んでもらうのを見ながら一緒に森を出ました。
普段馬搬でもっと太い丸太を運んでいるという花雪。この丸太数本なら楽々!と、軽やかに進んでいく花雪を追いかけるみんな。

 

1日ありがとう、のブラッシングもさせてもらい。

花雪と愛星の小屋にもきになる道具がたくさん。

別れを惜しみつつ、暗くなるころにオシアンクルを出発。
みなさん、ありがとうございました!!

ぶな森についたら、キッチンまりこのまりこさんご飯がお待ちかね。
お腹ぺこぺこ!

今日のメニューは、
ポトフ風スープ、鮭ザンギ、はるさめとくずきりのサラダ、野菜サラダ、れんこんのきんぴら、フクラギのおさしみ。
おかわりも続出しました。

 

ご飯を食べたら、リクエストもあったので、
外であそべる今日のうちに、今日2回目の焚き火タイム。
マシュマロもおいしく焼いて夜のデザート。
夜外にいても、焚き火であたたかかったそう。

  

それからは、寝る準備をして、
みんなの部屋でものづくりなどして過ごしたあと、
それぞれの部屋でおやすみなさい。

夕方になってもここ数日のように冷え込まず、
とっても良いお天気で活動できました。

明日はずっと室内での活動になりそうですが、
すっかり打ち解けたメンバーで、元気に過ごします!

(ちこ こと 大類)

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