自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

さっかいちいきの雨と雪

2015年03月11日 10時09分55秒 | 自然
昨日は全道で(全国で?)大雨と暴風が猛威を振るったとのことですが、こちら黒松内も中々、荒れておりました。

夜から雨が屋根や窓を叩いており、「久しぶりの雨音は悪くないなー」などと考えていたのですが、翌日朝の道のぬかるみ、増水した小川を見て驚きました。
朱太川は濁流になり、川幅は倍以上、高さも平時より2m程増していました。
木々や雪が大量に、高速で流れていっていました。



学校の横には小川が流れていますが、こちらも決壊まで1mを切る高さまで増水していました。
素直に、怖い。
これも平時5~10cmの深さの小川ですからね…


また、地元の人に解説してもらって知ったのですが、積雪している畑など平地にこれだけの雨が降ると、雪が雨で溶けて水が倍に。
表面は雪が見えるがしたは全部水、つまり薄氷の張った池になるとのことです。
確かに、白いはずの畑が青く澄んでいる所がたくさん見られました。

大雨+増水した朱太川+池になった畑など平地=作開水浸し

雪は片端から溶けて、ビショビショぬかるんだ日となりました。

~・~・~・~・~・~・~

だったはずなのに。

今朝の黒松内は白化粧の冬景色


こちら3/8撮影。


こちら今朝、3/11撮影

なんだこれは

温かい日が続き、雪がかなり溶け。
昨日の雨で更に消えた。
それなのに。
昨晩18時の時点では全く積もっていなかったし、降ってもいなかったので、つまりは夜のうちに10cm積もったという事になります。

北海道の三寒四温って、雪で目に見えるからわかりやすいのね…

家を出たその瞬間、全く予想のしていなかった視界全ての白色に、「視覚か脳に以上が出た!ヤバイ!」と頭のなかでめちゃめちゃ焦りました。(その間2秒)
結局雪なわけで、私の方には何も問題は無かったわけですが、一瞬で動悸が高まったのでそちらの方が危なかったです。


というわけで、寒の戻り、というわけではないですが、黒松内はまた雪に戻りました。じりじりと春を待ちたいと思います。

(たつみ)

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