自然学校発 黒松内だより

GWオープンスクール①春のグローバルデイキャンプ🌎

ぶな森2022年のGWオープンスクールはデイキャンプ2本立て。

GW前半は、2組の親子と3人の留学生と一緒にグローバルデイキャンプ🌎
この留学生3人は札幌の大学に通っており、昨年秋に別団体の事業で黒松内のブナ林や自然学校に訪れたことがきっかけで、
その後冬休み、春休みのキャンプと、ボランティアで来てくれているのです。
今日は、そんなパキスタン・ミャンマー・マレーシア出身の3人と一緒に過ごします。

まずは、焚き火につかえそうな木の枝をグラウンドで拾ってきました。
リヤカーに、ぎりぎり載るか!?という大物もゲット。ポキポキ折って使いましょう。

焚き火の準備が整ったら、留学生達がみんなで遊ぼう、と用意してくれていたゲームを。
今回は、マレーシア出身のIさんが子どもの頃良くあそんだという、”ガラパンジャン”(Galah Panjang)を遊びやすくしたゲームを教えてくれました。
捕まえる側と逃げる側の2チームにわかれ、逃げるチームは何人かの捕まえるチームの手をかいくぐり、一番奥までたどりつきたい!
捕まえる側は線の上を横にしか動けないのですが、一対一だと捕まえる側がやや有利?
そこで、チームで作戦をたて、一気にせめこむと、犠牲をだしながらも奥まで進めました。
大人も一緒に、チームを交代しながら何回も走り、みんなの身体も一気にあつく!

   

身体があたたまってきたところで、
今日の軽食ランチ、よもぎご飯にいれるためのヨモギや、お味噌汁の具をさがしにお散歩に。

もみもみしてヨモギやアサツキのにおいを嗅いで確かめたり、
途中でみつけた若いフキやシャクもゲット。

 

そのまま外で洗ってきざんで、料理につかいます。

 

羽釜で炊いたご飯も完成!!
準備は万端になったのですが、留学生チームのうち2人はご飯は食べないとのこと。
みんなにも話してもらったのですが、この時は2人の信仰するイスラム教の”ラマダン”という断食を通して神に信仰をささげる期間だったので、
日の出から日没までの間、ご飯はもちろん、お水も飲まないで1ヶ月程過ごします。

そんなお話も聞きながら、みんなで「いただきます!」
今日のメニューは羽釜で炊いたご飯にヨモギを混ぜたヨモギご飯に、
シャク、フキ、アサツキとほうれん草のお味噌汁、
そして焚き火で焼くためにそれぞれもってきたウインナーやジンギスカンを食べました。
山菜の入ったご飯やお味噌汁は、子ども達には苦いかな?と量をおさえめにしたのですが、
みんな”もっと入ってても大丈夫だよー!”と、気にせずもりもりおかわりしていました。


ごはんをたべたら、いろいろ鬼ごっこ!
みんな馴染みのある、かわりおに、ふえおに、こおり鬼→バナナ鬼、そしてミャンマーやマレーシアでよくあそんだという、
石像鬼(逃げている人は自分の好きなタイミングで石像=バリアになれるが、解除するには他の人に助けてもらわないといけない)…
グラウンドを走り回りました。

  

コケッツにあげるの!と、かわいいお花もあつめています。

 

あっという間に終わりの時間。
途中瞬間的に風が強くふいたり、走っていないと風が冷たかったり、
といった気候の中、
留学生達も驚いたほど、最初から壁無く接してくれた子どもたちと少人数ながら元気いっぱい過ごしました。
ありがとうございました!!

これからのGWも、きっと楽しいことがたくさんですね!!

(ちこ)

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