夏休みも最終盤をむかえ、ぶな森でも夏休み期間中最後のキャンプがスタートしました。
海あそびや川あそび、SUP体験など、様々な夏のラインアップのトリを飾るのは…
ベリーコケッツきゃんぷ24!(トリだけに…!!)
Berryで Veryなコケッツと24時間過ごすキャンプ、です。
果たして需要があるのか…!?と開催も危ぶまれていましたが、
”対象:コケッツとたくさん時間を過ごしてみたい人”という募集に、日帰りも含め7名のコケッツ好きが集まってくれました。
まずはみんなの部屋ではじまりの会。
今回の背景や、スケジュール、お世話の内容、ケージ飼いが卵の大量生産における主流であることや、平飼いの話しなどもまじえながら、スタートです。
まずは早速コケッツ小屋に行き、現状把握。
土が踏み固められているので、土を掘り起こすため、まずは小屋を片付け、天地返し開始。
途中、人間+スコップ=ミミズ という式が既に頭に入っている茶色コケッツたちがスコップをもった大勢の人間にミミズの気配を感じて乱入。
まだだよー、と何度も遠くに運ばれていました。
今回のねらいの1つは、コケッツの24時間を実際に観察し、どんな生活を送っているかみてみること。
産卵箱をのぞいてみると、2羽のコケッツがまさに産もうとしているところ。
卵は朝に産んでいると思っている人が大多数でしたが、ここでは朝から昼過ぎにかけて順々に産んでいます。
しばらく他の作業をしていると、コケーッコッコッコッコッコケー!!と雄叫び(メスですが)が聞こえ、
”たまごだ!!”と見に行くと、発見。
産みたて!
しばらく小屋の土を掘り返してやわらかくしたり、ミミズを集めたりしました。
次の任務は、ブルーベリー農園にてコケッツ用のベリー拾い&自分達用のベリー摘み。
いつもお世話になっている、車で5分程の場所にあるコミュニティふぁーむ 自然農園ハルさんへ。
HP http://farm-haru.eco.coocan.jp/ Facebookページ https://www.facebook.com/farm.haru/
農薬を使わず育てられた11種類のブルーベリーや旬のベリーを、味比べしながら楽しめます。
今回は、ジャム用の少し酸味の強い種類のブルーベリーと、ブラックベリー、農園のお野菜をいただきました。
コケッツ用の、残念ながら落ちてしまったり鳥に落とされてしまったブルーベリーもたっくさん。
帰ってきて、早速コケッツたちにあげてみました。ベリー大人気!
こちらでは、先ほどから集めていたミミズにベリーや貝のくだいたもの、ぬかなどを混ぜてお団子に。
だっこしたり、えさをあげたり
今晩テントで寝る組は寝床の設営に。うまく木もつかってタープもはっていました。
長靴飛ばし競争でもりあがったり(途中東屋の屋根に長靴がのったのを落としたり)、
鉄棒であそんだり。
テント組の設営がおわったので、中に入ってスペシャルデザートづくり!
摘んできたベリーたちも早速つかってつくる、ヨーグルトパフェです。
自然学校に生えているミントを摘んできてトッピングしたり、ベリーをすりつぶして入れたり…
同じ材料ながらそれぞれ工夫をこらして、ベリーパフェ完成!
冷やして、夕食後のデザートにいただきましょう。
スタッフの分もみんなにつくってもらいました。
暗くなる前に、コケッツを小屋にしまったら、自由時間で、ニワトリの本を読んだり、まったりしたり、ボードゲームをしたり…
と、過ごしているうちにキッチンまりこでの夕ご飯の時間に。
今日のメニューは、ごはん、お味噌汁、ナスと挽肉の炒め物、マカロニサラダ、揚げ豆腐、なめことほうれん草ともやしのおひたし、野沢菜に、町の方からいただいたミニトマト。
食器の洗い方も説明。
お待ちかねのデザート!きんきんに冷えています。
冷たさも相まって、もりもりにのせたベリーがとっても酸っぱかった人もいました
食器を洗って、寝る準備をして…
夜は温泉に。夏休み最後のキャンプということで、お小遣いで飲んだり食べたり。閉店間際ですいていた温泉でまったり過ごしました。
帰ったら、歯磨きなど寝る準備をすませ、テント組は外へ、室内組も寝袋に入り、寝る時間。
室内組は、消灯時間になると”もう消すの~!?”といいながらしばらく笑い声を響かせていましたが、
消灯後すぐに静かに寝入っていたようです。
明日も引き続きコケッツのお世話もりだくさん!
テント組は、コケッツ早朝の鳴き声の中ぐっすり寝ることはできるのでしょうか…!?
(ちこ こと 大類幸子)