自然学校発 黒松内だより

北海道の道南の小さな町、黒松内にある「ぶなの森自然学校」の毎日と周辺のできごとを自然学校のスタッフ達が紹介します。

ビニールハウス完成

2007年04月30日 23時11分58秒 | 農業・漁業
ビニールハウスは、小原・畑師匠に応援を頂いて、まむ、たーぼ、ばんびが骨組みを埋め込み直して屋根高を低くして、去年のビニールを使ってなんとか組み建ちました。


この春は、雪が少なかったので雪溶けが早かったのですが、4月は気温が低く、校舎での種植えはちょっと遅めでした。 やっと芽が出た苗の赤ちゃん達をハウスに移しました。 この時期は日中は、ハウス内は30度を越えますが、夜は冷え込みます。 ハウスの中にも小さなビニール掛けをや新聞や毛布をかけたりしながら、温度調節をします。それはそれは、微妙な加減が必要な神経のいる仕事です。

                  

玉ねぎは、ちょっともやしっ子になってしまったようです。(写真右上)
畑主任であり、野菜達の母親役のまむの心配はつきません・・・。                   

                  

山菜採り

2007年04月30日 22時58分25秒 | 来訪者
4家族のみんさんと留学生と寿都の森へ。 ブナの林の斜面につけられた林道は土砂が露出している場所が多くて、景観が今ひとつですが、海側を見れば、雷電岳から積丹の雪山を背景にした寿都湾が見下ろせる絶景が広がります。 山菜を探してしばし車でゆくも土砂崩れで行き止まり。 急な林道を徒歩で歩いて、行者ニンニクのある斜面へ。 子ども達も初体験の「採りもの」を楽しめました。

                  

                 

春の散策

2007年04月29日 20時50分41秒 | 来訪者
暖かなゴールデンウィークの初来訪者は、4家族14名のご一行。 歌才のブナ林へでかけました。 毎年春先にやって来てくれる人たちとの一年ぶりの再会。家族がひとり増えていました。

                  

カタクリやキクザキイチゲが5分咲かな。野鳥の声もオオルリ、シジュウカラ、ウグイス、アオジ、ヤブサメとたくさん聞こえました。春を謳歌しています。

新緑の時期や黄葉、そして雪の季節にもぜひいらしてください。
ファミリープログラムを恒常化するといいかな・・。                  

ハウス建て

2007年04月25日 22時30分31秒 | 農業・漁業
ハウスとは・・、農業用ビニールハウスのことです。スタッフにより、そのハウス建てが始まりました。師匠が来れないので、頭を悩ませながら苦心しております。骨組みはできましたので、明日はビニールをかけます。

                   
                  
 連作障害を避けて、数年作った位置とハウス一つ分以上移動しました。まだ、トマトやキュウリを作ったことがない場所なので、今年は楽しみです。 農薬はまったく使っていません。堆肥を鋤き込んでつくります。 実りは欲しいので、少しは肥料を入れます。        

やんちゃっ子農園始動

2007年04月24日 11時01分22秒 | 農業・漁業
自然学校では毎年、自前の農園・やんちゃっ子農園をつくっています。畑師匠の小原さんのご指導を頂きながら、まむが農園主任となって切り盛りしています。

今年の作業は、室内で種から苗をもう育てていますが、外作業はこれからです。明日ハウスを建てる予定なので、畑に堆肥撒きが始まりました。

                 

 畑の先から一輪車で堆肥を運んでくるまむの姿が遠くて写りませんでした・・・。                   

ごんぼほり

2007年04月23日 23時38分57秒 | つれづれに・・・
「ごんぼほり」「ごんぼほる」という北海道弁(だろうと思います)があります。いったいどんな意味がわかりますか?

ヒントは次の写真です・・・。


                    


 これが・・・・通称、

根わさび であります。  北海道の畑の際などにはえています。日当たりは比較的良いけれど、水もあるという場所が最適環境かもしれない植物です。私の天敵であるエゾノギシギシ同様にとても生命力の強い植物で、根っこの切れ端さえあれば、翌年発芽して来ます。 写真は、食用にした残りのわずかな根っこを植えてから発芽して2,3年目のようです。

しかし、ギシギシの方が増えるなあ・・・。 それはさておき、このワサビは、開拓期に農耕馬が食べたんでしょうか・・・、外来種なんでしょうか・・・、ホースラデッシュともいいますが、

この根っこの様子をみてください・・・。
あばれるように伸びてるでしょ。

北海道弁で、子どもがダダをこねることを、「ごんぼ掘る」といいます。
手足をバタバタして、「アレかってぇ~!!」とダダをこねて暴れているみたいに見えるショ!

だから、別名 ごんぼわさび ともいいます。

「ごんぼほり」はダダをこねる子、人。「ごんぼほる」はダダをこねること。
この方言の由来が、先日わかって、スッキリしたッショ!!

うーん・・・??

では、 「ダダ」はなんだ?  なんか こねるものなんかなあ?






韓国より視察

2007年04月19日 16時48分22秒 | 来訪者
◆ 4月16日
 韓国・国立済州大学校の3人の教授が自然学校を視察に来校しました。

                  

 1時間半ほどの短時間でしたが、前日の午後に札幌に入り、レンタカーでそのまま直行で黒松内に来られました。午後のフェリーで東北に渡り東北を2箇所回るという3泊4日の強行スケジュールで三箇所の民間交流施設を回るのだそうです。

 韓国でも使用しなくなったり、財政的に民間移行をしようとする行政施設が出てきているそうです。自然学校の活動をHPでいろいろとチェックしてくださったようで、自然学校の業務や沿革をかなり知っていました。 運営内容など具体的なヒアリングを密度濃く行い・・・風のように去ってゆきました。

 三年前より台湾の大学とも交流ができているので、韓国とも交流が始まるとうれしい限りです。

 それにしても 遠くから探して頂いて、光栄でした。

ブログにしました

2007年04月19日 15時29分24秒 | つれづれに・・・
                   

これまで「黒松内だより」は、自然学校のHPのページとして作成していましたが、過去の記録は蓄積されていないので、これからはブログ形式にします。

よろしくお願いします。 過去一年の黒松内たよりは HPよりご覧いただけます。

今後ともよろしくお願いいたします。