大好きなラーメン

商売柄ラーメンをいっぱい食べてきましたが、究極のラーメンとはいったいどんなラーメンなのでしょうか・？
解答は出ないでしょうね。
時代の背景もあるし、それぞれの感じ方、体調のよしあし、いろいろな考え方もあるし？
私は今まで何杯のラーメンを食べてきたのでしょうか。
我が店の半世紀に及ぶ歴史のなかで食べてきたラーメンは１５、０００杯を越えるでしょうか。
中には一口しか食べないものもあるし、半分しか食べないものもあるますが、
よく食べてきましたが、毎日微妙に味が違います。スープも刻々と変化します。
麺もゆで時間が１秒、２秒違うだけで麺との絡みぐわいが違ってきます。
毎日、々、その辺を味わうことができるのは、ラーメン屋親父の特権ですね。
一口麺を口に入れます、その麺を飲み込んだそのあとすぐに麺を口にいれたくなる状態・・
もっといっぱい食べたいと思わせる　ラーメン、それがおいしいラーメンというのでしょうか？・・
未だに求めていますおいしいラーメンを。

アジサイと泥水

梅雨入りしてから、うっとうしい日が続きますがこの時期だから見れる花もあります。
菖蒲、アジサイの見ごろ情報が入ってきます。季節の移り変わりを花で楽しませてくれますね。
でも私はアジサイを見ると昔のことが思い出します、まだ出前を配達していた頃ですが、
この時期の雨は寒い時と暑い日があります
寒い時が辛かった。一日中雨が降り続いてその中で配達していると体が冷え切って本当に大変でした
雨合羽を着ていてもびっしょりで昔の道路は、未舗装で水たまりがあちこちに有り、車が水を刎ねてそれを体に浴びてしまうことも始終あります。
大きな水たまりのある場所の前にお得意様がありその家に配達に行ったとき対向車がその水たまりにはまりまともに泥水を体中に浴びてしまい何とも言えず気持ち悪くて本当に辛かったです。しばらくボー然としていました。
そしてその家の庭先に大きなアジサイが咲いていました。見事にきれいに咲いていました。
その時以来アジサイを見ると寒い雨と泥みずを浴びたことを思い出します。
あまりいい思い出ではありませんが、なぜか印象がつよいのです。ちなみに昭和３６年６月１４日のことです