中浜万次郎が土佐沖で遭難して、鳥島にたどり着き、
150日近くの辛い日々を耐えて、
アメリカの捕鯨船に救われました。
鳥島は火山の島で、水も食料も無い中で、
万次郎をはじめとする5人の漁師が4カ月あまりを、
生き延びて、救われた事は奇跡のようなものです。
雨水を頼りに、アホウ鳥を捕まえて食料にした。
その苦労は筆舌に語り尽くせないだろうと思います。
捕鯨船に救われた時の様子が想像するだけでも、面白いと言うか、大変だったろうと思います。
大男で、英語で喋られてもわかりませんからね。
5人とも救われた事の嬉しさと、安心感の方が強いから
不安を感じなかったと思います。
又救ってくれた捕鯨船は、万次郎を含め5人共見た事の無い大きい船、まだペリーや、ハリスが来る前で、
黒船の存在事態を知らなかった時代ですから、
捕鯨船の377トンで全長が54メートルの大きさで、
当時のアメリカの捕鯨船は鯨の油だけを取る目的で、
油を入れる樽の数が、6000個も積んでいたそうです
。鯨油は蝋燭、軟膏、石鹸、灯油、工業用油、等々、
高値で取引されていたそうです。
何もかもが初めてづくしで、まずは英語を覚える事から
始まったのですが、万次郎以外の4人はあまり熱心に英語を覚えようとしなかったみたいで、
万次郎は英語を覚えようと、熱心に取り組んでいました。
ただ万次郎の英語は耳で覚えて喋るので正確では無かった。
例えばアメリカのことをメリケ🇺🇸と覚えたそうです。
又後日
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